コーチングの4つのビジネスモデル

コーチングのビジネスモデル

今多くの方がコーチングを学んでいます。

学校関係の方や、会社員、または主婦や学生まで多くの方がコーチングに興味を持って学び出しています。

その中でコーチとして活動していきたいと思っている方も多くおられると思います。

しかし実際どのようにコーチという仕事は成り立っているのでしょうか?

またビジネスモデルとしてはどのようなものなのでしょうか?

ここではコーチングのビジネスモデルをお伝えしていきます

コーチングのビジネスモデルは端的に言うと2つのモデルです

コーチングを伝えるビジネスモデル
コーチングセッションを行うビジネスモデル

この2つを説明していきますね。

コーチングを伝えるビジネスモデル

これは主に学んだコーチングを人に伝えることでビジネスとして成り立たせている方法です。

個人向けと企業向けとありますが、そこに明確な基準はありません。

コーチングを学んだ方がコーチング研修やコミュニケーション研修などといって研修を行うことを言います。

多くのコーチはこちらをやっているイメージ方が多いです。

このビジネスモデルは、メリットとしては多くの方を同時にできるので効率が良く大きなビジネになりやすいです。

しかしその反面、講師としての力量を問われますし、競合が多く集客に苦労するという面があります。

今コーチング研修とするとかなり多くの会社がやっているのでそこに割って入るということになりますので、どちらにしても営業力やマーケティング力などが問われます。

コーチングセッションを行うビジネスモデル

これは実際にクライアントと一緒にセッションを行うビジネスモデルです。

個人相手ですとおおよそ3ヶ月ぐらいでの一つの目安となっています。

企業でいうと半年から1年ぐらいですかね

これはまた費用がまちまちでどれくらいが適正なのか?

というのがわからない感じです。

基本2つのビジネスモデルがあり、クライアントも2種類(個人または企業)ありますので

組み合わせ的には概ね4つの種類のビジネスモデルがあります。

もちろんこれをまとめてやっている方も多いと思います。

しかしうまくいっている方はどちらかに主軸を置いています。

どちらにしても営業力や交渉力が必要なのが企業ではないかな?と思います。

個人は営業力というよりも本人の魅力ではないでしょうか?

どちらにしてもサービスをものを提供しますので、最初は難しいと感じるかもしれませんね

では具体的にこの2つの2種類で4つのビジネスモデルのメリットデメリットを解説していきたいと思います。

コーチングビジネスモデル 4パターン

コーチングビジネスモデルは全部2分類の2パターンで4パターンあります。

  • 伝える人 相手は法人
  • 伝える人 相手は個人
  • セッションする人 相手は法人
  • セッションする人 相手は個人

それぞれのメリットデメリットを解説していきます。

コーチングビジネスモデル 伝える人で相手は法人

まず最初に伝えるのが伝える人で相手が法人の場合です。

これは企業研修などを主に種の売上として考えているビジネスモデルです。

金額も大きくこの伝える人で法人の契約を持っていればかなり収入としては安定します。メリットの1つですね

実際に多くのコーチとして活躍する人は必ずこの法人相手は持っていたりします。

デメリットとしては、クライアンの意見を尊重することや自発的に受けたいと思っている受講生は少ないので、講師のスキルがないとすぐに終わってしまいます。

また講演などもこちらの分類に入ります。

講演などではより高い人間力や講演スキルが必要になりますし、対外的に著名な人という方でない場合はあまりニーズは少ないかな?と思われます。

コーチングビジネスモデル 伝える人で相手は個人

これは休日とかでコーチングを学びたい人が学ぶコーチングの研修な形のビジネスモデルです。

コーチングを学びたいな〜と思ったらまず検索すると思います。

その際に出てくるほとんどの会社がこのビジネスモデルです。

不特定多数の方が多くきますので、売上も上がりやすいですが・・・

昨今コーチングの裾野が広がったおかげで、大手と言われるコーチング会社は苦戦しているのが現状です。

というのはより細分化されてしまって、看護師ならこちらのコーチング会社、お母さん向けのコーチングはこちらの会社など特化型のコーチング教室が盛況です。

もしあなたが特化型でしたならとても有益な市場と思われます

コーチングビジネスモデル セッションする人で相手は法人

これは最近増えてきたバージョンです。

実際に時間を使ってコーチングを行うパターンです。

私が好きなビジネスモデルですね〜

1対1で行うために効果がかなり上がりやすいです。

また実際にコーチングを受けることによって、コーチングのスキルを学ぶことができるというメリットがあります。

デメリットとしてはどうしても時間制になってしまいますので、1日あたりのできる人数が限界があるということです。

ちなみに私の45分コーチングなら8人ぐらいが限界かな?と思います。

15分コーチングなら結構いけますがね〜

ただ内部に入ってくるので、守秘義務の問題は労使トラブルに巻き込まれる可能性もありますので注意が必要です。

コーチングビジネスモデル セッションする人で相手は個人

実際にセッションする人で相手は個人です。

この場合のメリットはオンラインがかなり使えるというメリットがあります。

法人の場合まあ経営者のタイプにもよりますが、会社に訪問せずにオンラインで行うという言いますと・・・ちょっと微妙な反応をされる方が多いです。

せめて会社にこいよ〜

というのが本音だと思います。

しかし実際の個人相手ですとオンラインが使えますので全然楽にできます。

オンラインコーチングに関しての疑問点などはこちらで解説しています

オンラインコーチングのメリットデメリット

また時間さえ合えば夜でも昼でも行うことができとてもやりやすい環境は整って言えると言えるのではないでしょうか?

ただ個人的なデメリットとしは「時間変更が頻繁に起こる」ということです。

こちらをあまり気にされない方は問題ないと思いますが、私は予定を立てて動くタイプなのでだんだんしなくなってしまいました

以上がコーチングの4パターンになります。

ではこの4パターンの簡単な比較をすると次のようになります

コーチングビジネスパターンの比較

金額の順番は

  1. 伝える人 法人
  2. 伝える人 個人
  3. セッションする人 法人
  4. セッションする人 個人

こんな感じかな?と実際にやってみていて思います。伝える人はやはり講演料が大きいかな?というのが私の印象です。

セッションする人はどうしても時間の上限、人数の上限がありますから致し方ないかな?と思います。

では次にどちらがよりコーチとして独立しやすいのか?もしくはどのような順番で目指すべきかを比較すると

  1. 伝える人 個人
  2. セッションする人 個人
  3. セッションする人 法人
  4. 伝える人 法人

こんな順番になるのではないかな?と思います。

理由を解説すると、まだ私の肌感覚ですが・・・

コーチングを実際に受けたいという方のニーズはあまり多くないかな?と思っているからです。

そもそもまだコーチングを受けたことがあるという方も少ないのではないかな?と思います。

その反面コーチングの研修を受けたことがるなどは意外なほど多く、まだまだ学びたいという段階のビジネスなのかな?と思っております。

ということはまずは目指すとするならば

「伝える人 個人」

を狙うのが最初かな?と思います。

そのあとに

「伝える人 法人」
「セッションする人 個人」

どちらかに進むのがビジネスモデルとしては適当なような気がしています。

もちろん最初から実力があればどこからやっても問題ないと思います。

私がここで「実力」というのは誤解が内容にお伝えすると「コーチングのスキル」ではなく

営業力

のことをさします

法人営業ができるのなら最初から法人に絞るのが一番売上的に安定しますのでおすすめです

法人の営業に自信がない方はまず個人をターゲットにする方が結果ストレスがなくうまくいくかな〜と思ったりします。

しかし、長くやって思うのですが・・・

伝える人とセッションする人

これは向き不向きが顕著に出ます。

好きか嫌いか?ということもできるかもしれません。

ではどうしたら自分の向き不向きがわかるのでしょうか?

自分の適性などが知りたいのでしたならこちらの記事を参考にされてください

やりたいことをしたいなら自分の適性やタイプを知ることが近道だ!

 

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック