HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?
まずHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という言葉をご存知でしょうか?
英語表記はHighly sensitive personです。この略語がHSPとなります。
色々な刺激に過剰に反応してしまう人の感性を表します。
専門用語的な表現になりますと「高度な感覚処理感受性」と呼ばれる性質です。これらの性質や性格を先天的に有する人をさします。
シンプルにいうと、生れながらして刺激に対して精神的に敏感な人という感じです。
今とても注目されています
ではちょっと自分は敏感なのではないかな?
と思われる方に簡単なテストがありますのでこちらをされてみてください
HSP診断チェックリスト
次の各項目について、自分に当てはまるものをチェックしてみましょう。直観的に「YES」と思えるかを判断してみてください。
- 人の気分に左右されやすい
- 大人数の飲み会や集まりが苦手で、いつも居心地の悪さを感じる
- 急な予定変更にパニックになってしまう
- 疲れやすく、1人の時間が欲しいと感じる
- 友達が狭い範囲に少ししかいない
- 人の輪に上手に入っていくことができない
- 好きな人や友達、職場の人などに本音で話せない
- すぐ人を好きになったり、相手に依存したりしてしまう
- 職場で周りの目が気になる
- 小さなミスにも激しく動揺する
- 一度に複数のことができない
- ミスが怖くて仕事に時間がかかる
- 仕事を頼まれると断れない
- 怒っている人やトラブルを見ると落ち込む
- 同僚との雑談や表面的な会話が苦手
- 仕事で注意されると、自分が全否定されたような気になる
- 人混みで疲労困憊する
- いまの仕事が向いてない気がして転職を繰り返してしまう
- 体調がすぐれないことが多い
- ちょっとしたことで落ち込みやすい
- 職場異動や席替えなど、環境の変化にうまく対応できない
- 相手が望むとおりにしようとして疲れてしまう
- 時間にいつもギリギリ、もしくは遅れてしまう
- 自分で決めるよりかは他人に決めてもらう傾向がある
- 結果を出そうと頑張りすぎてしまう
25個も項目がありますが、半分以上に当てはまった方はHPSの可能性が強いと思われます。
では実際にHPS(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは精神的に敏感な人と伝えていますが、具体的にはどのような特徴を持った方々のことを言うのでしょうか?
次はHPS(ハイリー・センシティブ・パーソン)の肩の特徴を詳しく述べていきます
HPS(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特徴
アーロン博士によると、HSPには「DOES(ダズ)」と名付けた4つの特性をすべて満たすことがHSPの定義となっています。
①深く考え、深く処理する Depth of processing
- 小さな情報で大きなことまで見えてします
- 細かな情報まで探求して、その知識量に驚かれてします
- 相手の真意をすぐに汲み取ってします
- 何かをスタートする際に時間がかかる
- 浅い人間関係を作るのか得意でなく、思慮深い関係を臨む
②過剰に刺激を受けやすい Overstimulation
- 大きな音や人混みが苦手
- 友達としてもその場は楽しいが、帰ってからどっと疲れる
- 本や映画、漫画などでよく泣いてしまう
- 人の言葉に傷付き、いつまでも忘れられない
- 一般的なことでもすごく驚いてしまう場合がある
③全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い Empathy and emotional responsiveness
- 人が怒られていたり、傷つけられていたりすると自分も気分ば悪くなってします
- 悲しい映画や本やニュースなどで自分も傷ついてしまう
- 相手の仕草、目線、声音などで相手の機嫌や考えがわかる
- 言葉が伝わらない幼児や動物の気持ちも察することができる
④ささいな刺激を察知する Sensitivity to subtleties
- 小さな機械音や時計の音が気になってしまう
- 強い日差しや蛍光灯のまぶしさなどが苦手
- 匂いに対して人から敏感だねと言われたことがある
- カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
- 肌着は気にいる物しかつけたくない
- 第六感や直観に優れている
これらの特徴があったりします。
これらの特徴に当てはまるとHPSの可能性があります。
ただ当てはまったらからと言って特に何かをすると言うことではなく、いきにくい理由としては考えられます。
では自分がHPSとわかったらならどのような形で対応することがよりいきやすくなるのでしょうか?
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)としての生きる処方箋
私個人的に言えばHPSは今の時代にそんなに珍しいという感じではないです。
実際にあるデータによると5人に1人がこのHSPであると言うデータもあるぐらいです。
ですので一つの性格と捉えてみて処方箋を考えみますと
3つの方法があると思います。
①自然や動物に触れる機会を増やす
②運動を定期的にする
③趣味を作る
以上の3つをするだけでより生きやすくなると思いますのでぜひどれか1つだけでもゆるい気持ちでチャレンジされてみてください。