昨今いろいろな方とお話をしていると・・・
多くの方が「役職定年」を不安視している方々にお目にかかります。
この役職定年についていは以前解説した記事を参照してください
今日はもう一つの課題。定年後を見据えて解説していきます。
『還暦を過ぎたら悠々自適』というのは夢まぼろしの如くになっています。
今現在の方ではギリギリこのような生活ができているかな?と思われるのは大企業出身もしくは公務員で今現在65歳以上の方はギリギリこのラインの方がいるかなと考えられるくらいです。
そもそも今現在60歳を過ぎても働く必要がある方々の方が圧倒的に多いのです。
というのは今年も年金受給額は0.1㌫削減されれました。
インフレにの本がなったとしてもおそらく年金受給額が大幅に増加するというのは考えにく状況です。
ゆえに
年金ももらいながら少しの蓄えを削るよりも、より少しの報酬を得るために70歳までは働くという選択肢が今後はより求められています。
実際にシニアの就職率は増加傾向です。ですからシニアの方々はバシバシ働いて欲しいと思っています。
しかし、企業側もどんなシニアの方でも良いというわけではありません。
というのは多くのシニアの方はそこで働いている方がよりも年長になる場合があります。
若い人たちにとっては自分の親よりも上の世代になったりします。
ですから普段そのような方がに接していない方々はどのように接したら良いのかわかっていません。
人事や採用の方もなるべき現場や若い方にも接しやすい方を採用したいと考えています。
では具体的にどのような人でしたら採用されやすいのでしょうか?
シニアでも採用されてやすい人
履歴書はどう書くの?
まず最初に考えて欲しいのは、履歴書です。
久しぶりの履歴書を書くときにどのように書くのか?と疑問をお持ちになるかもしれません。
何度も見てきたはずなのに自分が書くとなったらなかなか上手に書けないなどの疑問をお持ちになる方もいるかもしれません。
履歴書の書きかたはハローワークなどの講座で教えてくれますので、そこはそちらで学ぶ方が早いと思います・
ここで多くの方に考えていただきたいのは企業の採用者が望んでいることは
シニアの方がどのようにして企業の役に立つのか?
ここを明確に書いて欲しいということです。
確かに過去の輝かしい実績や役職は大切ですが・・・
新しい企業ではその実績や経験は必ずしも役に立つというわけではないかもしれませんし、すでにそのような役は他の方がになっている場合があります。
ですから企業サイドとしましたら
あなたがどのように役に立つのか?
この点が特に知りたいのです。
履歴書ではここを明確に書く必要性があります。
では履歴書をシニアを採用する方は重視しているのか?というとそれだけではありませんし、当然人柄もみられます。
ではどのような人柄を企業が求めているのでしょうか?
ズバリ企業が求めている人材はこんな人です
●協調性があり、社交的
●資格があればよりいいが、なくても問題なし!
●どんな仕事も楽しめる
●腰が低い
●過去の職務経験を生かすのはいいが、ひけらかさない
●何事にも挑戦しようという意欲がある
●人の役に立ちたいと思っている
●謙遜しすぎず、能力をきちんとアピールできる
多くのシニアを求めている企業は技術や資格より、人づきあいの経験が重要視されています。このことをゆめゆめ忘れずにシニアの方は面接の場に行かれてくださいね