今日はリフレーミングという手法について説明します。
私たちの多くはこの「リフレーミング」という手法を好むこの間わざるをかかわらず自然と使っています。
ここでは意識的に「リフレーミング」を使うことの効果や使い方を解説しています。
リフレーミングとは?
リフレーミングとはそもそもどのようなものでしょうか?
次のように説明できます
ある枠組みで捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることをさす
もう少しわかりやすく具体的に説明します
ある事象が起きます。
それに対して何かしらの思い込み(事実)が発生します
その思い込みや自分の中の事実を変えることなどをさします。
具体例を挙げて説明します。
このような例をみなさんよく見たことがあるのではないでしょうか?
コップの例です
コップに半分の水をどのように捉えるのか?というものです。
人によっては
「もう半分しかない」
と捉える人もいれば、
「まだ半分ある」
と捉える人もいます。
リフレーミングは
「もう半分しかない」を「まだ半分ある」に
「まだ半分ある」を「もう半分しかない」に
何かしらの刺激を持ってその意識を変えていく心理手法になります。
このような場合でしたならこんな例になるのではないでしょうか?
例えばリフレーミングを使ってコーチが促す例としては
「もう半分しかないよ〜」
「えっ!半分じゃ足りないの?」
「う〜ん?そう考えるとまだ半分もあるから足りるかな?」
こんな感じになります。
最初は「半分しかない」と思っていた人が、人の発言の刺激によって「まだ半分もある」に変化しました
この一連の流れを「リフレーミング」と言います。
リフレーミングの初めの「リ」は、英語の「re」で、「再び」とか、「新たに」と言う意味です。
フレーミングは、日本語で言うと「額縁」です。絵画に額縁を付けるように、考え方、見えている風景に額縁を付けるんです。絵画でしたら、高級な額縁を付けると、中見は変わらなくても高そうに見えますし、和風の額縁を付けると、絵画自体も和風に見えてきます。
私たちは人生において様々な事象に遭遇します。
残念ながらその事象は私たちにコントロールすることはできません。
「雨が大嫌いだから降らないで〜」
といったところで雨は降るのです。
毎日平穏に過ごしたい
と思っても平穏ばかりの日ではないのです。
私たちは事象はコントロールできないですが、
それを感じる「意味」は変えることができるのです。
それに役たつのがこの
「リフレーミング」
というスキルになります。
このスキルを使えるようになると・・・
人から困難な状況と思われてしまっても大丈夫だったりします。
例えば急な業績不振でリストラになってしまったとします。
本来ならすごく落ち込むところですよね・・・
ああ〜何が俺が悪かったのか・・・
明日からどうしよう・・・
支払いが・・・
などマイナス面に目を向ければきりがないかもしれません。
このような時に自分にリフレーミングのスキルを持っている人はどう思うのでしょうか?
「まあ仕方ないな・・・せっかく自由になったのだから前々から思っていた事業をしよう」
という考えになったりします。
もちろん一例ですが・・・
事象は一緒です。
リストラされた事実を本人がどう捉えるかは人それぞれです
本人のスキル次第で気持ちの変化は全然違ってきます。
このような心理的なスキルを「リフレーミング」というのです。
多くの成功者と言われている方はこの「リフレーミング」が自然と出来ている場合が多いです
最後に有名なリフレーミングの代表例の言葉
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」byエジソン
まさにこれこそリフレーミングの代表例と言えるのではないかと思っています。
まとめ
リフレーミングとは何かしらの刺激を持って意識を変えていく心理手法
事象は変わらないが気持ちや捉え方を変えることができる。その手法がリフレーミングという