セルフコンパッションとは?意味や解説
セルフコンパッションという言葉をご存知でしょうか・
セルフというの英語表記では「self」という言葉で意味としては「自分」という意味です
コンパッションというのは英語表記では「compassion」という表記になります。意味は「同情心」「憐れみ」「思いやり」
などという言葉になりますので、
直訳すると「自分への同情心」となるのですが・・・
このセルフパッションという意味では少し違ってきますので今から解説していきます
セルフコンパッションの概要
セルフコンパッションとは造語になります。
2011年に米国テキサス大学のクリスティーン・ネフ氏が書籍につけた名前が由来です。
クリスティーンネフの著書「セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる」
で出てきた言葉になります。
この著書の中での意味としは
「あるがままの自分を受け入れる」や「自分に対しての思いやり」
という表現できると思います。
セルフコンパッションの意味としては「あるがままを受け入れる」となるのですが・・・
まあ自分ができているか?もしくはできていないのか?
というのは得てしてわかりにくいものです。
で簡単な質問をすることでセルフコンパッションができているかできていないかがわかります。
それは以下のような質問になります。
「自分に対して思いやることができていますか?」
「自分に対して優しくできていますか?」
「自分に対して可愛がっていますか?」
さてこれらの質問にどのような答えが浮かびましたか?
Yesが大きければ「あるがまま受け入れできている」となるのかもしれません
ではセルフコンパッションが高い人や低い人はどのような特徴があるのでしょうか?
セルフコンパッションが低い人の特徴
基本セルフコンパッションの低い人の特徴は・・・
人の評価を気にしています。
別の表現をすると他人の目を強く意識しています。
これは性格の問題ではなく、気弱な感じて他人の目をビクビクしている人も、強引な点で人からの評価を受けたいと思っている人どちらともに当てはまります。
これらセルフコンパッションの低い人は評価の基準が「他人の目」になりますから
「最後まで完璧にしなくては」
「周りに迷惑をかけていけない」
「当たり前のこと」
など他人基準の考え方の方になります。
自分の状態が良い時は良いのですが・・・
悪い時は自分も周りもご自身を責めていると感じてしまい、とても精神的に不安定になってしまいます。
ではセルフコンパッションが高い人はどのような特徴があるのでしょうか?
セルフコンパッションが高い人の特徴
セルフコンパッションが高い人はあるがままの自分を受け入れていますので、
自分のミスにも他人のミスにも優しい対応をする方が多いです。
また批判を受けたにしても価値基準が自分ですので自分の価値基準にそているのかいないのか?
で判断されるので、落ち込んだとしても立ち直りが早かったり、比較的に物事をポジティブに捉える方が多いように見受けられます。
ではどうやったらセルフコンパッションが低い方が高い方に進んでいけるのでしょうか?
セルフコンパッションの3つの高め方
ここではセルフコンパッションの3つの高め方を解説しております
セルフコンパッションの高め方:深呼吸をする
1つ目の高め方は深呼吸をするということです。
深呼吸をすることでリラックスすることができ、5感が敏感になります。
ゆっくりと深呼吸をすることで今までは違う音や匂い、視野に入っていなかったのに見えていなかったものなどに気づくことにより自分自身を俯瞰することができやすくなります。
まずは深呼吸をゆっくりすることがポイントです
セルフコンパッションの高め方:日記をつける
私たちはどうしても生命活動のために悲観的に物事を捉えやすいです。
種の保存のためには仕方のないことなのですが・・・
これを行きすぎてしまって心配ばかりしている方などによく試してもらっているものですが・・・
日記の中でその日の中で嫌なことがあったかを記録してもらいます。
嫌なことがなかった日は良かった日として実際に係数してもらうのです。
毎日が嫌で嫌で仕方なかったのが、数えてみると30日中4日しかなかったなど・・・
多くの気づきをえれたり、他人の目が気にならなくなったりします。
セルフコンパッションの高め方:運動する
最後の方法は運動です。
私たちのエネルギー状態は体を動かすことで活発になります。
ですので運動することで・・・
意外な点を多く気づくことができたり、頭がスッキリしたり・・・
自分自身を受け入れる準備が整いやすいのです。
まとめ
今回はセルフコンパッションを解説させてもらいました。
セルフコンパッションとは「自分自身のあるがままを受け入れる」こと
その方策として
・深呼吸をする
・日記をつける
・運動をする
と簡単な3つの施策を解説させていただきました。
その中で私は是非とも自分がどんなことを知ることがまずはセルフコンパッションをあげるヒントになるのではないのではと考えております。
自分がどんな人間なのか?またどんなニーズを大切にしているのか?
などを知りたい方はぜひこちらもご覧ください