アクティブリスニングとは?意味と解説

アクティブリスニングとは?

アクティブリスニングとは一体どのようなものでしょうか?

ここではアクティブリスニングの意味や解説を載せています。

アクティブリスニングとは英語表記では『active listening』となります。

このアクティブリスニングは1957年にカウンセリングにおけるコミュニケーション技法のひとつとして開発されました。

開発したのは、後の世に大きな影響を与えた「カウンセリングの父」と呼ばれる米国の臨床心理学者カール・ロジャースです。

「アクティブリスニング」とは、積極的に話者の言葉に「傾聴」することと定義づけることができます。

ではこのアクティブリスニングにはどのような効果があるのでしょうか?

アクティブリスニングの効果

大多数の人が自分の話を聞いてもらえていないと思っていると言われています。

これは家族内のことや企業内でも言えることです。

自分の話を聞いてもらえていると思えている人の方がはるかに少ないと言えるでしょう

この課題を解決する効果があるのがこの「アクティブリスニング」と言われています。

私たちは自分の話を聞いてもらえていると感じることができれば、幸福感をとても感じます。

しかし、これが簡単なようでなかなかできないのです。

相手の話を積極的に聞く

というのはスキルが必要になるのです。

というのは私たちはある程度話をする方というは何かしらの相関関係になっています。

例えば夫婦、上司部下、親子など

このような状況で自分を俯瞰して話を聞くことがとても難しいのです。

例えば

妻「あなたっていつも仕事が遅いのね」

夫「仕事だからしょうがないだろ」

まあここからおそらく険悪な雰囲気に入っていくのではないでしょうか?

しかし、夫にスキルがあれば・・・

「あれ?今声のトーンがちょっと寂しそうだったような・・・」
「表情が辛そうだな・・・」

などとコミュニケーションスキルが高ければ本当に相手が何を伝えたいのかわかるはずなのです。

例えばこんな感じです。

妻「あなたっていつも仕事が遅いのね」

夫(ああ〜声のトーンや表情から読み解くと寂しかったのかな?)

夫「いつも遅くなって寂しい気持ちを我慢してくれてありがとう。何かあったの?」

みたいな反応ができるようになるのです。

で妻は私のことがわかってくれたのね

と言って本題に入っていくのです。

しかし、最初の妻の「あなたっていつも仕事が遅いのね」の信号をキャッチすることがアクティブリスニングの最初のステップになるのです。

このスキルを理解するにはノンバーバルコミュニケーションやバーバルコミュニケーションを理解しておくことが必要です。

では実際にノンバーバルコミュニケーションやバーバルコミュニケーションとはどのようなものなのでしょうか?

バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションの違い

バーバルコミュニケーションとは日本語だと「言語コミュニケーション」となります

つまり言葉を使った会話によって成り立つコミュニケーションとなります。

私たちが普段使っている言葉を使って会話することで相手の意思や要望などを感じ取り、それに対してこちらの要望や意思を相手に伝えるという感じです

もっともわかりやすい例が「電話」ですね

相手の顔も見えませんし、言葉だけというわけではないですが言葉しかわかりませんので言葉の意味を解釈することに重きをおくコミュニケーション手法をバーバルコミュニケーションと言います。

これとは逆にとまでは言いませんが・・・

言語以外の情報を使ってコミュニケーションしようとすることをノンバーバルコミュニケーションというのです

日本語でいうと「非言語コミュニケーション」となります。

ではこの非言語コミュニケーションとはどのようなものがあるのでしょうか?

これはちょっと考えたらわかることなのですが・・・

言語以外で相手に意思の疎通を測るためには何が必要なのかと考えるとわかりやすいと思います

表情だったり、声の大きさやトーン、目で訴える、手などを使ったジェスチャーなど

実は多くの手法があるのです。

私たちの多くはこのノンバーバルコミュニケーションもかなり多くの情報を得ているのです。

このノンバーバルコミュニケーションが得意な方がコミュニケーションが上手な方だと言われています

理由は簡単で・・・

私たちは感情や意思など伝えたいことを全て言語化していますか?

と聞かれるとYESと答えれる方の方が少数だからです。

特に多くの日本人は「察してほしい」という気持ちも持っていますので

この「察する」ことができる人=コミュニケーションが上手な人となるのです

特にカウンセリングなどの場面ではクライアントは言語で表現しようとしていますが・・・

なかなか今の気持ちを正確に表すことが困難な状態にいます。

ですので言葉よりも実際に声のトーンや表情、ボディランゲージなどを細かく観察し、このようなことを言いたいのかな?

と気持ちを汲み取ってあげることが何よりも必要になるのです。

では実際にカウンセリングではどのような場面でアクティブリスニングをしてく必要があるのでしょうか?

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック