面談で上手な部下指導(部下育成)とは?

面談で上手な部下指導(部下育成)の3つのポイント

面談で上手に部下の指導や育成をしていきたいと思っている方も多いと思います。

せっかく1対1で話をするのだから面談の機会を活かしより指導や育成をできればと考える方が多いと思います。

ここでまず考えて欲しいことは・・・

あなたの中での「上手な部下指導」のゴールになります。

部下指導というのものが浅いようで深い言葉になります。

人それぞれおそらく意味合いもゴールも違ってくるような言葉になります。

意味合いすらも

「上手な部下指導とは上司のいうことを素直に聞くことだ」

「上手な部下指導とは部下にやる気を出させることだ」

「上手な部下指導とは退職者を出させないことだ」

「上手な部下指導とは売上を上げさせることだ」

「上手な部下指導とは部下と仲良くなることだ」

などなど人によって意味合いすらバラバラです。

それと同じようにゴールとなると本当に人それぞれのゴール設定をしてしまいます。

もっとはっきり言いますと・・・

面談の度に意味合いやゴールが変わってしまう人さえ多いのです。

ですからまず決めて欲しいのは?

上手な部下指導とは

何がどうなったら上手な部下指導が達成できたか?

を決めることが重要なのです。

ここでは私なりの上手な部下指導をお伝えします。

上手な部下指導とは?

「上手な部下指導とは『具体的な行動プラン』を作成すること」であると伝えています。

そう!具体的な行動プランが導き出せればOKなのです。

この具体的な行動プランをたてた時点で60点ぐらいです。

次回までにその具体的なプランを実施していたなら100点の上手な部下指導ができたということです。

具体的な行動プランを立てることができたとしても結果部下が行動しなかったなら上手な部下指導ではなかったということです。

その場合は60点くらいのイメージですね

ですから結果は次回の面談時にしか正確にはわからないのです。

ここがちょっと厄介な点なのです。

具体的なアクションプランとは?

では具体的なアクションプランとはどのようなものなのでしょうか?

それは以前お伝えしている

SMARTゴールを参考にしてもらえたら良いと思います。

ここでお伝えしたいことが

上手な部下指導とは実は1回では結果は出ないということなのです。

上司の立場で「ウンウン上手にできた」と思っていても結果次回までに行動をしていなかったらうまくいっていないということなのです。

この観点から考えて、上司が上から行動プランを示すよりも、本人から行動プランを引き出した方が成功率が高いですよ〜となるのです。

だから部下に決めさせましょうね〜

となるのです。

私もこれは最初は頭ではわかっていても心ではわかっていなかったんですね〜

部下に対して親身になり、行動プランを作ってしてもらおうと思っても・・・

まあほとんど行動しなかったんですね

2割から3割くらいがなんとかやってきたかな?という程度でした。

まあそのような感じですから多くの人が

「時間がなくて・・・」
「予算的に厳しく・・・」
「やる自信が出なくて・・・」

などといってやってこない場合が多かったです。また実施したとしても質も微妙なものが多かったのを覚えています。

「やる気ないんだな〜」

などとその当時は思っていましたが、今思うと自分主導ならそんなもんだと理解できます。

もし具体的なプラン作成を相手に委ねたらどうなるの?

実際に上司が部下の具体的な行動をプランを作るのではなく、相手に行動プランを委ねた場合はどうでしょうか?

おおよ実行率が割合が7割くらい跳ね上がるのです。

2倍以上の生産性の向上が望めるのです。

確かに上司である上司が作った行動プランよりもあらもあれば緩いところも多くありますが・・・

実行率という点で言えば7割を越えるのです。

では上司としてどちらを選択するのか?

ということになるのです。

私も最初は自分のやり方が一番早く結果が出る「最良の手」だと思っていましたが・・・

実行率から考えてどうなのだろうと疑問に持つようになったのです

自分の直属の部下でさえそれです。社外の方の面談の際はもっとひどかったですね〜

社外の方も面談をしたところ、自分が良かれと思って提案したやり方は記憶すら残っていない場合が多々あったのです

私はこの経験から私が良かれと思って作った行動プランよりも部下が自分で考えた方が良いのでは?

と思うようになり、実際部下が自分自身で作った行動プランのの方が結果として行動することがわかりました

私だけに当てはまることかどうかわかりませんでしたの

この手法を多くの教え子に試してもらったところ

多くの方は先生のいった通りになりました

となったのです。

誤解がないようにお伝えしますと・・・

上司が決める行動プランが間違っているとかよくないとか言ってる訳ではありません

あくまでも行動プランを部下に作ってもらった方がプランの実行率が上がりますよ

とお伝えしたいのです。

今のご自身のやり方に少し疑問や限界を感じている方は是非是非

一度試してみることをオススメします。

部下視点から面談をみてみると面白い!

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック