特定因子理論とパーソナリティアプローチと意思決定論と発達理論

今日は主だったキャリコンサルタントの理論を説明していきます。

人はそれぞれ違いますので、理論が全ての人に必ず当てはまるのか?というとそうではない場合の方が多いかもしれません

しかしキャリアコンサルタントをする上では、基本的な理論を知っているのとそうでないのとでは、大きな違いがありますので、基本的な4つの理論をここでは説明していきます。

特定因子理論

この理論は、別名「マッチング理論」とも言われています。

端的に表している言葉が「丸い釘は丸い穴へ」という有名な言葉があります。

この特定因子論は最初は職業指導の祖と言われているパーソンズという方が唱え、その後ウィリアムソンによって発展していきました。

ではこの理論どのような理論なのでしょうか?

この理論は「個人の持つ(仕事に関連する)スキル・能力(=特性)と、それぞれの仕事が必要とするスキル・能力(=因子)とをマッチングさせることが、よい職業選択や職業適応をもたらす」と考えられています。

有名人としては、パーソンズやウィリアムソンですかね?

この考えかもウンウンわからなくもないが、もう少し個人個人違うのだから細かく見ることが必要なのでは?と考えた方がいました。その方々が次の理論を考え付きました。

パーソナリティ理論

この理論は先ほどの特定因子論もわかるのだけど、個人個人違うのだから、もう少し一人一人に気持ちを汲んで職業紹介をしてあげれないかな?と考えた方々が提唱した理論です。

ここでは2人の有名人がいます。ローホランドです。

ロー先生は、マズローの5段階欲求説をベースに考えていました。

また親の影響が大きく職業選択に関わるとして「早期決定論」という考え方を述べました。

もう一人の有名人ホランド先生は、より個人を細かく分類して6つのタイプに分けました。ホランドの6つのタイプ リアセックモデルは今でも現役でハローワークなどでも採用されています。

この2人の考え方も先に挙げたパーソンズ先生の考え方もわかるんだけど、そんな職業選択を生まれやタイプで決めつけるのは良くないんじゃないの?その人に意思があるんだからさ〜もっとそれを大事に考えていかない?

このような考え方をもとに次の意思決定論的アプローチが誕生しました

意思決定理論

この理論は、職業選択にかかる場合本人の意思決定が何をおいても大きいのだから、その意思決定がどのようになされていくのか?そここそ大事にするべきとこでしょ

という考え方を元に作られました

有名人としては、クランボルツ先生とジェラット先生です。

ジェラット先生は意思決定こそ職業選択で大事であると言いました。そのアプローチの段階として3つあり、予測システム・評価システム・決定システムという形があります。とのことでした。

またこのジェラット先生は

肯定的不確実性」という概念を提唱しています。

社会情勢がころころと変化する環境では、どんなに客観的かつ合理的な決定をした考えても、それがどこまで有効か疑問であると述べ、不確実な状況の中で、その不確実性をそのまま受入れることが大事ですよ〜と主張しました。

これは客観性や理屈はどうでも良いと言ったのではなく、あまりそればかりに固執してもね・・・と言っています。

ではもう一人のクランボルツ先生はどのように言っていたのでしょうか?

「まあ人生なんて思い通りにいかないものだよ〜職業だって同じでしょ!」

クランボルツ氏がこのような理論を提唱する背景には、キャリア(人生も)が、あらかじめ計画したとおりや期待したとおりには決してならないという現実があります。

ですのでクランボルツ先生は「計画された偶発性理論」を述べてます。

先ほどのジェラットの「肯定的不確実性」と似ているのですが、ちょいと違います。

どう違うのか?というと

ジェラットの「肯定的不確実性」は、色々頭で考えても予想外のこともあるからそれを受け入れようね〜という考え方です。

一方、クランボルツの「計画された偶発性理論」は、もともと人生もキャリアも偶然の産物なんだから、それを頭に入れて考えましょうね〜という考え方です。

この2人ともキャリアは不確実や偶然に大きく左右されるからこそ、自分の「意思決定」が大事なんだよ〜と言っています。

ウンウン意思決定で大事だよね〜でもその場その場で決めちゃって良いのかな?キャリアってもっと人生の中で大きなものだから、人生全般から考えることが必要なんじゃない?

このように考えた方々が次の「発達理論」を考えました

発達理論

職業選択やキャリアを一時的なもので決めるのではなく、人生という大きな視点から決めた方が結果としてより良くなるんじゃないの?という考え方

有名人はスーパー、ハンセン、シュロスバーグ、サビカスなどがいます。

たくさんいるので詳細がきになる方はそれぞれ見て欲しいのですが、ここでは簡単にまとめますね。

スーパー先生はまず「ライフキャリアレインボー」という考えを述べています。

ハンセン先生はスーパー先生の考えを発展させ「ILP(統合的生涯設計)」という概念を述べています。

またシュロスバーグ先生は、人生を時系列に考えるのではなく「転機の連続」として考えようと述べています。

サビカス先生はナラティブ心理学をベースに、キャリアアダプタビリティなどを述べています。

まあ長々と書きましたが、主な理論として4つあります。

特定因子理論・パーソナリティ理論・意思決定理論・発達理論です。

この4つの違いは押さえておきたいですね〜

ABOUTこの記事をかいた人

高木鉄平

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック