エンプロイアビリティの意味
エンプロイアビリティとは一体何なのでしょうか?
簡単に答えるこんな感じです
どんな会社でも雇ってもらえる能力
と言えるかもしれません
もう少し書くとこんな感じです
仕事の能力高い方というのは実は2つに分かれるです
・どんな職場でも仕事の能力を発揮できる方
・その職場だから仕事の能力が発揮できる方
これは良い悪いではなく傾向としてあると考えてください。
実際にどのようなことかと言いますと
①その職場だから仕事の能力が発揮できる方
これはどのようなことかと言いますと
その職場独特のルールやしがらみなどを熟知しており、事前調整などが得意で、その職場で仕事の能力を発揮できる方
イメージしやすいのは長いこと職場にいるベテランの事務の方などを考えたらわかりやすいのではないでしょうか?
その会社のことは何でも知っているので仕事がスムーズにすることができる方です。
このような方とまた違った意味で仕事ができる方がいます。
実際に多くの会社で出世していくにはこの1つめの能力も当然必要になってきますしs・・・
逆にその能力が突出している人は得てして上司にとてもよくみられます。
しかし逆にいうと部下からはあまり評価されにくい方も多いように見受けられます。
しかし組織にとっては専門性が高くなればなるほど得難い人材になりますので評価も高く受ける場合が多いです。
この「その職場だから仕事の能力が発揮できる方」以外にはどんな職場でも仕事の能力を発揮できる方がいらっしゃいます。
ここからはどんな職場でも仕事の能力を発揮できる方の解説を行なっていきます
②どんな職場でも仕事の能力を発揮できる方
これは分かりやすく言えば、どんなものでも売ってくるやり手の営業マンです。また凄腕のSEなどが例として考えられます。他にも薬剤師などの資格を持っている方の能力もこれに入るかもしれません
このように個人的スキルが高くどんな職場でも短期間で同じパフォーマンスを発揮できるような方が持っている能力をエンプロイアビリティと言っています。
ではエンプロイアビリティとは実際どのようなものなのでしょうか?
エンプロイアビリティとは
Wikipediaでは次のように書いてあります
エンプロイアビリティとは経営学用語の一つ。企業が従業員を雇用する場合に、その従業員が持っている雇用に値する能力のこと。現代社会では産業の変化が激しいことや、終身雇用制の崩壊などで自身の地位の安泰も厳しくなっていることから、従業員は常に自身の能力を高めておいて、異動や転職などといった環境の変化にもスムーズに適応できる必要性が高まってきていることからもエンプロイアビリティというのは重要とされる事柄となっている。そのために従業員の個人は常に自身のキャリアデザインを念頭に置いた上でのエンプロイアビリティの向上のための努力が求められる。企業側にとっても従業員のエンプロイアビリティを伸ばせるような環境を整えておくと言うことで自社の労働力の向上が期待できる。
簡単に言うと・・・
雇用されやすい能力と言えるかもしれません。
「エンプロイアビリティを伸ばしましょう〜」
というのが昨今言われています。
ここで大事な点は
なぜ?今なの?ということです。
エンプロイアビリティを今身につける必要性
エンプロイアビリティが必要な理由①寿命
これは寿命の問題が絡むのですが・・・
人の寿命は80年
そのうち働き出すのが20歳として
再雇用ななんだかんだで65歳まで働くとして
45年は働く必要があるのです。
しかし今現在企業の寿命は「30年」と言われています
このことから普通に過ごしていたら大半の人は
2つ以上の会社で働く必要性があるということです。
また人の寿命の問題だけでなく
企業は終身雇用という制度にも多くがメスを入れだしています
今後は終身雇用制の崩壊などで自身の地位の安泰も厳しくなっていく
という点です。
他の記事で書きましたが、企業の寿命が今短くなってきています。
そのような時代背景の中で、1つの職場だけで通用するようなスキルや能力の向上ばかりに力を入れていると
仮に企業が倒産した時に次の就職が難しくなってくるのです。
ですから国は今このエンプロイアビリティというどこの職場でも通用するような人材を育てて国の生産性をあげようとしているという背景があります。
もともと欧米ではこのエンプロイアビリティという意識は多くの方が持っていたのですが、
日本は崩壊しかかっているとはいえ、未だに終身雇用の意識が強くどうしても大事だとわかっていてもここに力を注いできませんでした。
しかし多くの企業が今このようなエンプロイアビリティという意識を持つことによって大きな変化が起きつつあるように思われます。
では実際に今どんな職業がもとめられやすいのか?ということでうs。
エンプロイアビリティとして身につけるべき能力
これは諸説別れるとことだと思います。
今ご自身が何歳になるのかでも大きく違ってくる問題ですが・・・
今後不足していく人材と言えばわかりやすいかもしれません。
しかし日本は今人不足ですので、どんな仕事でも選ばなければあります。
欲しい金額をまず考えると・・・
ある程度の年収もしくは企業規模を狙うとするならば・・・
「売るための力」という結果になるかもしれません。
そう「売るための力」というと営業と思い浮かべるかもしれませんが、実は多岐に渡ります。
実際に見込み客を効率的に集めるマーケティングから、広告の効率化を測る広告の専門家、実際の販売できる営業する方
など実は細かくあげれば多くの仕事があります。他にも多くの職業が選ばなければいっぱいあるのが今の日本です
しかし、これが年齢を重ねれば重ねるほど職業が限られてしまうのです。
実際にシニア採用に積極的なのは「警備」「介護」「小売」などが主になってきます
どれも体力を使うものですので、知的労働をしたいという方でしたなら色々考えて職業やスキルを選ぶ必要があるのです。
エンプロアビリティのまとめ
エンプロイアビリティとはどこででも雇ってもらえる能力
時代とともに変化していく能力でもある
今後企業の寿命が短くなっていくのでより強いエンプロイアビリティという意識が必要になってくる