コンプレイセンシーからの脱却こそが企業発展に必要だ

みなさんコンプレイセンシーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

コンプレイセンシーとは英語で単語としては「complacency」という単語になります。

辞書を調べるとcomplacencyの意味が一番近い感じなのが

    〈軽蔑的〉自己満足◆(目標などを達成した)現状に満足して、それ以上の改善・改良・変更を試みないこと

の意味になります。

私的には自己満足よりも多少の不満はあるけどわざわざ変化を伴うほど不満ではない

という感じが近いのかもしれません。

ちょっと考えて欲しいのですが・・・

もしあなたの働いている企業全員がコンプレイセンシーみたいな考え方ばかりだとどうなるでしょうか?

まあいずれ潰れてしまうんじゃないかな?と思ってしまうんではないのでしょうか・・・

しかしこの現状満足ではないけど、不満足でもないという状況は私たちにとってとても動きにくいのです。

例えば、携帯電話などがそうだと思います。

格安スマホにした方が経済的だとわかっていても、わざわざ困っていないので変えない

という人が多いように、このコンプレイセンシーという概念がとても私たちが思っているより厄介なのです。

他に適した形になるとするならゆで蛙というものになります

ゆで蛙理論とは?

蛙は、すべての生き物に共通しますが、蛙をいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出します

常温の水に入れて徐々に水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまいます。

ゆっくりとした環境の変化で最後にやられてしまう理論のことを誰が ゆでガエル理論と表現されています

どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

この常温から危機的な状況に向かっている状態は決して良い環境でないということはわかっているけど、そこから抜け出そうとしないことがコンプレイセンシーなのです。

というのは私たちの行動は2つの理由しかありません。

それは「痛みを避ける」「快楽を得る」です。

強烈な快楽を感じれば私たちは動くのですが、おそらくちょっとした快楽しかない場合は動きづらいですし、

強烈な痛みなら動きますが、そこまで痛くなければまたこれも動かないのです。

そうこの状態こそが「コンプレイセンシー」という状態なのです。

いや〜厄介ですよね?

あなたの部下にも同じような人がいたりしないですか?

上昇意欲がさほどなく、変化に対してネガティブに捉えてしまう方・・・

そうおおよろ2〜3割はこの現状維持もしくはコンプレイセンシーの状態をとにかく愛しているのです。

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック