Woopの法則の解説
今日は面談に必須のWoopnoについて解説してきます。
このWoopの法則を理解実施することでより面談がやりやすくなると思いますので最後までご覧ください
Woopを提唱した人または成り立ち
そもそもこのWoopの法則を提唱したのはガブリエル・エッティンゲンという心理学者です。
このガブリエル・エッティンゲンは当時多くの方が提唱していたポジティブシンキングに疑問をもち、果たしてポジティブシンキングだけで結果がどれくらいできているのか?またそれに変わる法則があるのではないかと検証された心理学者です。
その検証結果の末に生まれて法則はこのWoopの法則になるのです
ではこのWoopの法則はどのような意味なのでしょうか?
Woopの意味
Woopとはガブリエル・エッティンゲンが作った造語です。
wish(願望),outcome(得たい結果),obstacle(障害),plan(計画)の頭文字4つをとった造語になります。
では実際にwoopの法則はどのような法則なのかを解説していきます。
先ほど述べましたようにこのwoopの法則はポジティブシンキングを検証しているうちに見つかった法則です
手順はシンプルです
①願望があり
②得たい結果を具体化し
③それをする際に感じている障害を確認し
④その障害を前提にプランを立てる
という4つの手順で行うことが目標達成に効果的だという考え方です
様々な目標達成の手法があります。今回はWoopの法則をより理解しやすいように具体的に解説を入れていきます
例えば、営業成績をあげたいという部下がいた際にこのWoopをどのように意識して使うのか?というのを解説です
Woopの法則の具体例
営業成績をあげたい部下と上司の会話
イメージでいうとこんな感じです。
まず相手の願望を引き出します、その後より具体的な明確な結果を確認します。
その後にそれに対する今現在の障害を確認します。ここでは「時間」という障害があります。
途中で終わりましたが、「時間」について計画に入れ込んでいくという感じです。
今回の場合は時間が見つかればそれで計画を立てますし、もし時間がみつかなければ見つかるまで時間作りをしていく方がベターです。
結局このWoopの法則では、障害が肝になると私は考えています。
私たちは何かを成し遂げようとすればするほど、障害が何かしら発生します。
なら発生しない目標設定をすればよいじゃなか?という思われるかもいるかもしれませんが・・・
私個人的な見解では障害が発生しない目標など目標ではなくただの作業です。
しかし作業というのはそんなに難しく感じないからこそ作業なわけですので、逆説的に言えば、目標を作業レベルまで落とし込めれば目標達成は容易になるという考え方のです。
それがWoopの法則となるのです。
Woopの法則のまとめ
woopの法則はボジティブシンキングを考察するところから発生した
目標達成の法則の1つ
願望・得たい結果・障害・計画の頭文字をとって作られた造語である
個人的な見解で言えば、この4つの中で一番大切なところは「障害」です
障害は突発的なこともあり、なかなか全てを見通すことはできません。
しかしこの障害を予想できるもしくは正確に予見できる場合は多くの人が目標達成できると思います。
私も面談の最後に「障害はありますか?」とよく聞いていますが、ここでよく考えて欲しいのです。
この障害への見立ての差が目標達成をできる人そうでない人の大きな違いなのではないかな?と個人的には思っております