面談のアイスブレイクのオススメの3つ

面談のアイスブレイクオススメの3つ

今日は面談の際のアイスブレイクを解説していきます。

まずアイスブレイクというものがなんなのかを簡単に解説しますと・・・

いきなり面談の最初から上司に

「君の今期の目標についてだが・・・」

と話されたら正直少し微妙な気持ちになる方が多いということです。

もちろんお仕事の面談ですので、上司として部下に聞きたいことを聞くということは大切ですが

いきなり質問を受けてしまうと部下としては身構えてしまうわけです。

身構えると何が悪いのか?というと・・・

とっさに嘘をついてしまうことが多くなってしまうということです。

これは心理的に致し方ない心理作用になります。

緊急避難という心理作用になるのです

いきなり大切なことを質問されて、下手に間違いたくないという心理作用が働き、無難な答えをとっさに話してしまうのです。嘘であることを言いやすいとされています。

具体的な例をあげると・・・

付き合っている異性に急に

「浮気していたんじゃない?昨日の夜何していたのよ」

と言われるような感じです。とっさのことに頭が真っ白になり、ついつい同性だけで飲んでいたよ〜とか会社の同僚とだよとか嘘をついてしまいやすいのです。

付き合っている方なら小さな変化に気がつきそれが嘘か誠かを判断できるのでしょうが・・・

上司部下としてまだ間もない間柄でしたならまず見破りにくいでしょう。

ですので、面談の際はなるべく嘘が起きにくい状況を作るために少しリラックスした雰囲気が必要になるのです。

このリラックスした雰囲気作りのために使うのがアイスブレイクという手法なのです。

では実際にどのようなアイスブレイクが良いのかを解説していきます

アイスブレイク①天気

まず簡単で効果が高いアイスブレイクは天気のことを話すということです。

アイスブレイクはなるべくお互いに興味のあることが良いとされています。

これはラポールが築かれやすいという面があるからです。

お互いに興味があることですので共感もしやすいです

「最近雨が多いよね〜」

「ですよね・・・こう雨が多いとちょっと気持ちが萎えますよね」

「ほんとほんとまだあと2、3日雨が続くらしいですよ」

「ほお〜そうなんだ、早く天気になってほしいね」

などと展開していきます。まあ多くの方が普段使っているものだと思いますが・・・

まあ無難ですよね

この天気のことを話すと時間的にも1、2分で自然と終わりますので多くの方が重宝されているのではないでしょうか?

では2つ目のアイスブレイクを見ていきます

アイスブレイク②休日のことを聞く

これは関係性にもよりますが・・・

休日どのようなことを過ごしたかを聞くという手法です。

まずは上司の方から簡単に休日の過ごし方や先週末の休日のことを話します。

その後、被面談者(部下)の休日の過ごし方などを聞くというスタイルです。

このアイスブレイクはまず上司が自分のプライベートのことを話しますので相手との距離感が近づきやすいというメリットがあります。

また部下のプライベートを聞くことで上司である方も相手の好き嫌いなどの情報を得ることができることによる人となりを理解できるのです。

家族のことや趣味なプライベートのことを聞くことでアイスブレイクとしては使えます。

この際に相手の趣味や熱中していることなどを聞くことができれば、次の面談の際にそのことをお伝えすることができ、よりスムーズなアイスブレイクをすることができるようになるからです。

アイスブレイク③時事ネタ

これは上記の2つに比べると少し相手を選ぶかもしれません。

しかし大きなイベントなどの場合はとても有効に作用します。

大きなイベントといえば、オリンピックやサッカーのワールドカップなど多くの方が興味のあるイベントでしたなら少なからず興味を持っている場合が多いので、アイスブレイクとしては使えます。

「昨日のサッカーの日本戦見ました?」
「〜〜が金メダルってびっくりでしたよね」
「あの試合は惜しかったよね〜」

など多くの人が興味のあるイベントなどはとても有効です。

しかし多くの人が興味のあるイベントでも少し注意が必要なイベントが「選挙」です。

これは応援している政党や人が違う場合も多く、相手次第で良くも悪くもなりますのでアイスブレイクとして使うのはちょっとリスクが高いかな?と思っております。

面談の際に使うアイスブレイクのまとめ

面談の際に使えるオススメのアイスブレイク3つ

①天気や気温のことなど天候に関すること

②休日の過ごし方などのプライベートが垣間見える話

③オリンピックやワールドカップなどの大きなイベント

以上の3つが面談の際にアイスブレイクとしてオススメしている事柄ですね

今回のこの3つはあくまでも初対面の方などにも使いやすいということで選びました。

何度か顔を合わせている場合は、天候やイベントなどもオススメですが・・・

より一歩進んで、プライベートのことを聞くことができればよりアイスブレイクの役割として良いとお伝えしております。

ぜひ色々試されてみてください

アイスブレイクで雰囲気を温めたのちにどんな面談をする必要があるのでしょうか?

部下の立場での良い面談悪い面談とはどのようなものでしょうか?

下記の記事も参考にされてみてください

良い面談悪い面談部下の立場で考えてみた!

 

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック