面談と打ち合わせは何がどう違うのでしょうか?
今日は「面談」と「打ち合わせ」の違いについて解説していきます。
そもそも面談とは以前も軽く解説しましたが・・・
面談とは
面談とは広義でいうところは面会して直接話し合うこととなっています。
となっています。簡単に言いますと1対1で直接話し合うこととなります。
面談がこのような定義ですと、打ち合わせとどのような違いがあるのでしょうか?
では今度は打ち合わせというものの概念を見ていきましょう
打ち合わせの概念
打ち合わせを解説をかくとこのようになります。
1 前もって相談すること。下相談。「仕事の打ち合わせをする」
2 衣服の、前身頃(まえみごろ)の重なったりする部分。うちあい。「コートの打ち合わせが浅い」
3 雅楽で、打ち物だけの合奏。
4 地歌や箏曲(そうきょく)で、同一または類似した旋律を半拍または1拍ずつずらして合奏すること。また、同じ拍数の、別の2曲を合奏すること。
5 能で、両手を大きく左右に広げてから前ではたと打ち合わせる型。
6 物と物とがうまく合うようにすること。似合うこと。
「宮仕の極(きま)りがてら、すりこぎと聞こへしもとに―の夫婦とはなりける」〈鶉衣・摺鉢伝〉
打ち合わせの意味としては今「1」が主要な場合が多いですが・・・
もともと衣服のうちあいの意味があったり、雅楽のうちものだけの演奏などをさす言葉がメインでした。
ここでは1番の意味として考えて実際に面談と打ち合わせが何がどう違うのかを3つのポイントで解説していきます。
面談と打ち合わせの違い①人数が違う
まず単純に面談と打ち合わせの違いがあるとすれば・・・
それは人数です
面談はあくまでも1対1で行われることが基本です。
1対複数人で行われる場合は「面談」とは言い難いです。
実際に面談ならではメリットもなくなってしまうので、まずは人数が違うということが違いの1つです。
面談と打ち合わせの違い②ゴールが違う
2つ目の違いはゴールが違うということです。
打ち合わせのゴールは何でしょうか?
おそらく何かしらのゴールに向かって行われるのでしょうが・・・
実際にゴールにたどり着く前の打ち合わせだったりする場合もありますので・・・
あくまでも途中経過の場合も多いのが打ち合わせになってします。
もちろんそのことは面談にも言えるのですが・・・
面談のゴールははっきりしている必要があります。
もし面談でのゴールがそもそもない場合でしたならそれは効果的な面談と言えないと言わざるを得ません
面談と打ち合わせの違い③距離
面談と打ち合わせの違いの1つが距離感です。
この距離感が面談と打ち合わせでは違います。
面談はなるべく近くで行われようとします。
机があったとしても対面でなるべく近くで行うことでお互いの意識を近づけようとする試みが行われます。
しかし打ち合わせの場合はお互いに近くという意味もありますが・・・
意見のすり合わせや相違点の確認などに時間を費やす場合が多く、近くにいる必要性がありません。
むしろ複数人が参加される場合は少し俯瞰して観れるように少し距離を置いて座った方が良いと考える場合もあります。
この距離感が実は面談と打ち合わせの場合違うのです。
面談と打ち合わせの違いのまとめ
面談と打ち合わせの違いは主に3つあります。
1つ目参加する人数による違い
2つ目ゴール設定の有無の違い
3つ目お互いの距離感の違い
以上が面談と打ちたいの違いの主な3つの違いになります。
もちろん他にも多くの違いがありますが、ここでは代表的なものをあげさせていただきました。
良い面談悪い面談はどのような違いがあるのかを知りたい方はこちらもご覧ください。