仕事をする上では自分や会社が望む望まないにもかかわらずミスは起こるものと言われています。
しかし多くの人がミスしたいという考えは持っていないと思います。
少しでもミスを減らす努力や対策をするためにはどのようなことをしていけばよいのでしょうか?
ここでは仕事でのミスを減らすための3つの手法を解説しております
そもそもミスの原因は何なの?
ミスは仕事上で誰も望んでいませんが、起こりえます。
しかし、そこで原因不明と片付けるのではなく、ミス防止の最初の一歩として原因の特定をしていく必要があります。
ではどのような原因が考えられるのでしょうか?
ここでは代表的なミス原因を載せておきます。
代表的な人為的ミスの原因
●技量不足が引き起こすミス:作業が難しすぎた
●記憶力不足が引き起こすミス:覚えることが過多
●慢心が引き起こすミス:慣れた作業で油断した。または手を抜いてしまった。
●不注意が引き起こすミス:緊張感が必要な作業なのに緊張感が薄れてしまった。
●緊張過剰:緊張しすぎていつものパフォーマンスを発揮できなかった
●自己誇示欲:良いところを見せようといつもと違う手順方法やり方をしてしまった
もちろんこのようなミスの原因を推測して当てはめることができますが、ミス全てをこれらのパターンに当てはめることができるわけではありません。
人為的なミスは明確な説明をできない場合も多数ありますが、まずは原因としてこれらのパターンがあるのだということを知っているだけでも原因分析が早くなると思います。
ミスを防ぐにはどうしたら良いのか?
ではミスの原因が分析し終わったらならミスを防ぐためにはどうしたらよいのかを考えていきましょう
まずは環境整備が必要だと感じます。
ミスは、ミスを起こさせない環境整備、状況作りがまず大切です。
実はミスの多くはこの環境が整うことで多く場合改善することができます。
しかし、この環境のせいにせずに個人の意識の問題だけととらえるとなかなかミスが減ることが難しくなります。
ですのでまずは環境を整え、その上で個人のミスへの認知を向上させていく必要があるのです。
認知とは、自分の頭の中にもう一人の自分(ホムンクルス)がいて自分をコントロールしたり監視したりしている感覚です。
つまり自分をコントロールできるようになるとは
「できることの予測」と「実際にできたこと」とが概ね一致する。
ということです。
例えば部長に「この書類を3日までにまとめてくれ!」と頼まれた時に
「はいできます!」といってその3日間の間にできる算段を考えて実行できる方は自分をコントロールできる方となり、自分の見通しが甘く3日ではできなかった場合を自分をコントロールできなかったとなります。
この自分をコントロールできる能力が高い人ほどミスは少なくなっていきます。
この能力を向上させ、ミスを防ぐのにどのようにしていくのかことが有効なのかを一緒に考えてみましょう
ステップ1:ミスするかどうかを、あらかじめ予測できる。
自分の頭の働きの限界を十分に知っていて、これを超えればミスをするだろうとあらかじめ予測できる。自分の能力の把握をするということです。
ステップ2:ミスに気づくことが出来る。
自分がミスをしやすい人間か、それともミスをしにくい人間かを把握することで自分にあったミス防止策を考えて、ミスを自分自身で気づくことが出来る。
3.ミスをしないように自分をコントロールできる。
難しい仕事は、いつもよりも時間をかけて慎重に行ったり同僚や上司の助けを借りてみることである。
まとめ
仕事のミスを減らす3つの方法としては
●原因を把握する
●環境を整える
●自分をコントロールできるようになる。
以上のこの3つのを行うことができればミスはぐ〜と減ることになります。
しかしそうはいっても通常業務の中でこれらを同時進行で行っていくのはかなりの労力やコストがかかります。
この点を踏まえて考えることがとても大切です。
ミスを減らすためにどれくらいのコストをかけるのか?
ここのポイントになると思います。
もしコストをかけずにミスを減らしたいのでしたならこちらを参考にしてください