人前で緊張しないで話す3つの方法を解説していきます
人前で緊張せずに話をしたいと思うことは多々あります。
特に人の前に立ち慣れていない頃には、次のようなことが心配になります。
「うまく話せなかったらどうしよう」
「話が伝わるかな?」
「失敗したら迷惑がかかるかも」
などなど心配するネタは後を絶ちません。
心配せずに話せれば良いのですが・・・
人間一度気になったことはなかなか思考から消えてくれません
私自身も今は講演など仕事をさせていますが、最初の頃はドキドキしていたことを覚えています。
ではどうしたら緊張せずに話すことができるのでしょうか?
解説していきます。
緊張しない状態ってどんな状態?
まずは少し考える必要があるのが・・・
「緊張しない」という状態がどのような状態なのか?ということです。
「〜しない」の表現にはとても不鮮明でわかりにくいのでまずここをしっかりと決めることが必要なのです。
ですから私た相談を受けた際にはいつもまずここを確認しています。
「緊張しないように話したいとのことですが、緊張せずに話すとはどのような状態ですか?」
まずここで明確にゴールを設定するのです。このように質問すると次のような答えが出てきます。
「冷静に話すべきことを話したい」
となります。しかし多くの人はここにたどり着く前に次のような表現をされる場合が多いです。
「頭が真っ白にならない」
「ボーとしないで話したい」
「真っ赤にならずに話したい」
などこれらも全て「〜しない」という表現になっていますので、ここを少しづつ明確にしていく必要があるのです。
日本語は特に語尾に否定語がきますので、より頭が混乱してしまうのです。
すると多くの方が次のようになります
「冷静に話すべきことを話したい」
こうなるわけです。まあそうですよね。緊張しないで話したいということは冷静に話したいということになるのです。
ではどうやって冷静に話をできるようになるのか?
という話に行きやすいのですが・・・
ここでは少し違うのです。
「冷静に話すべきことを話した結果どうなりたいのですか?」
ここが肝心なのです。
冷静に話をすることを目的と考えてしまいがちですが・・・
そうではなくて、結果どうなるのか?が大事なのです。
ですからその結果を得られるのなら話し方など正直言えばどうでも良いのです。
例えば結婚式の祝辞などは相手に喜びを伝えることができれば良いのであって内容はさほど重要ではないのです。
しかし私もそうは言っても、結婚式で友人代表の際にびっくりするぐらいテンパってしまいました
まだ人前での話に慣れているわけではなかったですが・・・
それなりに経験を積んでいたつもりでしたので・・・
楽勝でしょ〜
と私自身も友人たちも考えていたのですが・・・
実際に友人代表として結婚式でスピーチした際に、途中までは良かったのですが・・・
友人の親御さんの顔を見た瞬間に・・・
ボッ!
とテンパってしまいました・・・
まあこの際に自分はついつい良い格好しようと考えてしまっていたのです。
その結果人前で話す際に緊張しないで話す方法を3つほど考えつきました
①「緊張しています」と先に伝える
これは心理的に非常に楽になる方法です。
冒頭の最初の方に「緊張しています」「慣れておりません」「聞き苦しいところがあるかもしれません」
などこのように自分はミスがあるかもしれません
と先に伝えることによって心理的負荷を下げる方法です。
②最初と最後だけ決めておく
スピーチなどは話はじめよりも話の終わりの方が印象が強く残ります。
私たちは人の話をあまり聞いておりません。また全部を覚えていることもできません。
ですので最後の5分だけ決めていればそれで十分です。
話の途中がどうなろうが・・・
「最後にお伝えしたいことは・・・」
と言って最後の5分間に入ればほぼ問題なく終わります。
③体の一部を動かしておく
3つ目は緊張を緩和するために、体の一部を動かすことに意識を向けるという方法です。
私たちの体は常に小さく動いています。
ですので緊張をほぐすために体の一部を動かしておくと緊張状態は緩和されやすいです。
オススメは
・手を前に組んで指を動かす
・手を後ろに組んで指を動かす
・身振り手振りを付けて話す
などです。このやり方は実際に体を使うので比較的に簡単にできたりします
以上3つが人前で緊張せずに話す3つの方法です。
まとめ
①緊張していると伝える
②最初と最後だけ話す言葉を決めておく
③体の一部を動かす
以上になります。どれも即効性がありますので是非試しみてください