本日はピグマリオン効果について解説していきます。
もしかしたら聞いたことがある方もいるかもしれない
心理学などでもよく使われる言葉になります。
ピグマリオン効果とは名前の由来
そもそもピグマリオン効果とは教育分野で実証されました。
人が期待を込めて接し続けるとその期待に人は自ずと成果を発揮するように動く
ということなのです。
名前の由来はキプロス島というところにある王がおり、
この王が自分自身で彫った象牙の女性像を愛し続けた結果、
なんと彫像が本物の人間の女性になったという神話の話から
この王の名前をとってピグマリオン効果と名づけられました
別名として「教師期待効果」「ローゼンタール効果」などとも呼ばれている
ローゼンタールとはこの効果を提唱した方の名前になります。
正式なお名前はロバート・ローゼンタール
さてではこのピグマリオン効果の効果は再度お伝えすると・・・
「人は期待されると自ずと期待に沿うように行動する」
というものです。
では実際にはどのような実験でこの効果が実証されたのでしょうか?
ピグマリオン効果の実験
実験されたのは時期は1960年代
場所はアメリカのサンフランシスコの小学校で行われました
実験の内容としてはまず小学校の担任の先生に
ハーバード式突発性学習能力予想テスト解いうテストを行いました
このテストに特に大きな他のテストとの違いがない一般の知能テストでした。
その後、このテスト結果と全然関係なく無作為に選んだ生徒の名簿を担任の先生に渡し
この子供達は能力が高いのでおそらく今後成績が伸びていくだろうと伝えました。
その後先生は名簿に載っていた子達が今後成績が伸びるであろうと期待をしながらクラス運営を行っていくという実験でした。
この結果どうなったか?と言いますと
名簿に載っていた子達は皆成績が伸びていったという実験の結果になったということです。
ピグマリオン効果の意味
ピグマリオン効果の実験よって
次のように結論建てられました
人は期待していると思うとそれに沿うように行動するというものです。
一概に全てに当てはまるものではありませんが・・・
期待されたことに対してそれに報いようとする人の心が働くといわれています。
まとめ
ピグマリオン効果を考えると
まずは相手に期待をすることで相手はそれに沿おうと行動してしまうということです。
この効果を使って
親が子に接する際に
先生が生徒に接する際に
上司が部下に接する際に
さまざま場面で期待をすることに大切さを伝えています。
しかし期待を何度も裏切られると・・・
正直自分が悲しくなるので・・・
ついつい私たちは期待を知らず知らずしないようになってしまいます。
しかし敢えてお伝えしたいのは・・・
怖いとは思いますが
ぜひ相手に期待してあげてください
ここで大事なのは
今の相手ではなく、今後相手の可能性を信じて
期待してあげて欲しいということです。「