バーナム効果とは?占い師のテクニック

今日はバーナム効果というものについて解説していきます。

このバーナム効果は誰でも当てはまるであろうことをあたかも何かの実験の結果

的に言われると人は「ウンウン」と自分ごととして認識してしまうというものです。

ではもう少し詳細に見ていきましょう!

バーナム効果とは?

この効果は1950年代に提唱されました

提唱したのはアメリカの心理学者である「ポール・ミーツ」です。

しかしポールミーツ効果とは言いません。

ちょっと名前の由来が面白いのですが・・・

このポールミールはその当時の人気の興行師で会った「P・T・バーナム」という方が言った

we’ve got something for everyone(誰にでも当てはまる要点というものがある)

という言葉からこの効果の名前を考え、自分の名前ではなく「バーナム効果」という名前として定着しました。

この言葉は最近映画の「グレイトマンショー」でも使われ一躍また注目された名言でもあります。

ではどんな実験をしたのか?

実際に行われた実験

実験はシンプルです。

まず適当な心理テストをします。

その後に心理テストの結果として

「あなたは少し寂しがりやのことがありますね?」
「あなたは気分のアップダウンがありますね」
「あなたはロマンチストな面もありますね」

など心理テストの結果出ていますよ〜

と言われると多くの人が

「なるほどな当たる心理テストだな」

とその心理テストのことを信じてしまう

そんな効果をバーナム効果と言われています。

では実際に占い師ではない人はこの効果をどのように使いっているのでしょうか?

一番わかりやすいのは・・・

血液型です

「あなたA型なんだよね!だからそんなに細かいんだね」

などあたかもそれが当然のように言われると・・・

ちょっと否定しにくい感じになっていまいます。

これは心理学というよりも

相手のステート(状態)があなたよりも勝っている時に否定できにくく感じます。

この自分の状態や相手の状態をコントロールするときなどに

このバーナム効果も使えるのです。

例えば部下に

「君は長男だったんだね。だからそんなに部下の面倒見が良いんだね」

と言われた部下は自分の部下に対して不合理な対応をしにくくなります。

これが全てというわけではないですが・・・

相手に思い込ませる1つのテクニックとしてはこのバーナム効果は使えたりします。

もちろん心理学の実験は全て使い方次第なので、こちらの反証の実験もあったりしますが・・・

どう使うかはその人本人次第ですね

まとめ

バーナム効果とは心理テクニックの1つ

心理テストの結果誰でも当てはまるようなことを言われるとその心理テストが正しいと認識してします。

実際に占い師や営業の場面などで多く使われている

使い方次第で悪魔の言葉にも天使の言葉になる

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック