カジュアル面談を利用する勧め

カジュアル面談とは?

カジュアル面談とはどのようなものでしょうか?

多くの方が「カジュアル面談?」となるのではないでしょうか?まだ聞きなれないという方が多いと思います。

簡単に説明すると字の通り、「カジュアル」と「面談」を組み合わせた最近使われている造語になります。

では一体この「カジュアル面談」とはどのようなものでしょうか?

求職者と企業がするフランクな面談というものになります。

新卒採用の場合でも実際に企業のかたと面と向かって話すのは、多くても4回程度だと考えられます。

少ない場合などは2回というところも珍しくありません。

将来の幹部候補を探す、新卒の採用ですら2〜4回ぐらいしかお互いに話す機会がないのです。

またその際は採用する側採用される側という一種の緊張状態での面談になります。

そんな状況ではお互いがお互いのことをわかることには限界があるのです。

採用する側もちょっと話しただけで、それも相手が緊張状態です。相手の人となりを判断するのは難しいのではないのか?という考えから生まれたのがこの「カジュアル面談」です。

主に新卒採用で積極的にこのカジュアル面談は使われるようになりました

では実際にカジュアル面談をする企業側にはどのような目的があるのでしょうか?

カジュアル面談をする企業側の目的

カジュアル面談をする企業側の目的は複数あると考えられます。ここでは新卒採用用の目的と中途採用用の目的の2つの目的を解説していきます。

新卒採用の円滑化を目指す目的

まず考えて欲しいのはこのカジュアル面談をしたいのは企業側の採用担当者であるという点です。

企業側の採用担当者は良い人材を採用したいということもそうですが、一番新卒採用をする上で困るのが内定辞退です。

この内定辞退をされると・・・

採用担当者の評価が著しく下がるのです。まあ企業側から考えると当然ですよね?社長面談までして採用した人が内定を辞退する。

「おいおい採用担当者はちゃんとフォローしていたのか?」
「相手のニーズを掴んでいたのか?」
「そもそもミスマッチだったのでは?」

など採用担当者に対しての不満や疑念が生じてしまうということになるのです。

でこの不満や疑念を少しでも減らし、内定採用者から内定辞退ということを防ぐために考えられたのがカジュアル面談です。

採用する際にも多くの導入している企業が

「うちはカジュアル面談がありますから」

とお伝えしています。

これをお伝えすることで採用担当者などから気軽に内定者に対して、アプローチすることができるようになるのです。

「ちょっとお茶や会社の雰囲気を見るために会社に時間あるときに来られませんか?」

と内定者に対してのアフターフォローができるのです。

今までも採用担当者の方もされていた方はいたと思います。

ただ残念ながら組織というのは仕事に名目がないとなかなかそこに時間を正当に割くことが難しいということがあります。

大きな企業や組織がしっかりしている企業であればあるほど自由時間はある程度少なくなります。

効率を重視して、生産性を上げるためにはそこは当然ではないかと考えます。

ですので、このカジュアル面談が少しづつ広がっているのが今の状況だったりするわけです。

ではカジュアル面談の2つ目の目的は解説していきます。

中途採用の目的のためのカジュアル面談

中途採用を積極的にしている企業や考えている企業がまず必要なのは?

どこのそのような自社に適した人材がいるのか?という点です。

当然人事担当者がそこのつながりを持っていれば良いのですが・・・

多くの企業がそのようなつながりを積極的に応援してきていませんでした。

そこを補っているのが人材紹介会社などです。

しかし、そうなるとまあ人材紹介会社の手数料も安いものではないですし、あたりを引けば良いですが高い手数料を払ってあまり適した人材が来なかった場合、企業側サイドどは面白くありません。

ではそのような人材紹介会社を通さずに自社に適した人材を採用するにはどうしたら良いのでしょうか?

そこで一番確実で良いのが「紹介」をしてもらうということです。

この紹介というのは実際に今自社で働いている方の「紹介」してもらえるようにするとことです。

しかし、紹介といってもお互いにハードルが高く感じやすいです。

友達にですよ

「うち中途採用もやっているから興味あるならうちにおいでよ〜」

と言われて今現在働いている方が良い面接を受けに行こう!などと思うでしょうか?

ほどんどの方が

「必要になったらよろしく〜」

などといって終わるのではないでしょうか?友達も一度声をかけたので2度3度声をかけるのはしないとお思います。

しかしこれがカジュアル面談だと少し誘いやすくなりますし、いっても良いかなという感じになりやすいのです。

「最近うちの採用担当者が色々な人と話をしたいといっているから一度話してみない?キャリアコンサルタントの資格とかも持っているから色々と相談に乗ってくれるよ〜」

「うちの会社でカジュアル面談ってやってるだけど、してみない?」

などのと紹介が起きやすい状況を作ることができるのです。

カジュアル面談のまとめ

カジュアル面談は新卒採用・中途採用の両方に有効な施作である

新卒採用は相互理解または内定辞退を極力減らすことができる施作の1つである

中途採用の入り口を作ることができる

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック