NLPやコーチングを学んだ際に
アンカリング
という言葉を1度や2度聞いたことがあるかもしれません。
ではそのアンカリングとはそもそもどのようなものなのでしょうか?
引き金に当たるものを「アンカー」と呼びます。
引くものを「トリガー」と呼びます
この2つを使ってアンカリングという手法を用います。
ではアンカリングをするとどのような効果が得られるのでしょうか?
まずは効果を語る前にアンカリングの具体的な例を挙げていきます。
アンカリングの具体例
アンカリングを日本的に分かりやすく言うと
「ルーティーン」
です。
ですのでアンカリングの具体例としてまず挙げられるのは
ラグビーの五郎丸選手ではないでしょうか?
五郎丸選手がボールを蹴る際の一連の流れを「ルーティーン」と呼んでいたのを聞いたことがあるかもしれません。
代表的なのがこんなポーズでしたよね
自分を最高の状態に持っていく手法のことです。
よくスポーツ選手などに用いられています。
このほかには野球のイチロー選手のバッターボックスに入る際の動作などがこれにあたります。
このルーティーンをする目的は何と言っても
「自分を最高の状態に持っていくこと」
です。
私たちの状態は常に良いというものではありません。
しかしどうしてもここ一番で最高の結果を残したいと思うことがあります。
その状態を作り出すのがこのアンカリングという手法になります。
ではどうしてアンカリングを行うとそのような最高の状態に持っていくことが可能なのでしょうか?
同じ一連の流れをすることでこの最高の状態に持っていくことはできるのです。
その仕組みをここではお伝えしていきます。
私たちは常に100%の状態でいたいという思いがあります。
特に大事な場面になればなるほどそう思います。
ただこれが意外と難しいのです。
ここは大事だからと考えれば考えるほど
体は硬くなったり、余計なことを話したりと
望んだ結果にならなかった経験が一度や二度あるかもしれません。
ですからここぞというときに自分の記憶を刺激によって思い出すのです。
たとえば、動物園という言葉を聞くと、動物の鳴き声やお父さんとお母さんとの思い出や遠足など、いくつかのことが連想されませんか?
特定の刺激は私たちの記憶を引っ張り出したり、連想させる力があります。
なんとなく動物園というと昔の記憶が蘇り、ワクワクしたり、幸せな感情になったりします。
これと同じように
特定の刺激を予め意図的に作っておけば、常にそのような心理状態に持っていける
というのがアンカリングの手法です。
ですから五郎丸選手もイチロー選手も一連の流れを作ることによって自分に刺激をし、最高の状態になるように作っているのです。
これは意図的に作るのがアンカリングという手法になります。
ちょいとわかりにくいところもあるのでまた後日追記を入れていきますね