キャリアコンサルティングとは?意味や具体例

キャリアコンサルティングとは?意味や具体例

そもそもキャリアコンサルタントとは何をする人なのでしょうか?

キャリアコンサルタントとはキャリアコンサルティングを行う人なのですが・・・

そうするとキャリアコンサルティングとはなんぞや?となります。

ですのでキャリアコンサルティングの定義からしていこうと思います

キャリアコンサルティングとは?

「個人が、その適性や職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業訓練等の職業能力開発を効果的に行うことができるよう個別の希望に応じて実施される相談その他の支援」

となっています。

キャリアとは
「経歴」「経験」「発展」「関連した職務の連鎖」

キャリアを積んだ結果「職業能力」が蓄積される

これを支援する専門家がキャリアコンサルタント

キャリアコンサルティングとは一言で言えば

個別の希望に応じて実施される相談その他の支援

となるかもしれません。

あくまでも全体で講義や説明ではなく

個別に対応していくことがキャリアコンサルティングと呼ばれるものになります。

そのキャリアコンサルティングを行う人をキャリアコンサルタントと呼ばれる人になります。

キャリアコンサルタントは国家資格になります。

ではキャリアコンサルタントの専門性とはどのようなものなのでしょうか?

キャリアコンサルタントの専門性

キャリアコンサルタントは個別で行うものでありますが、

それが他の専門家と一緒にしないということではありません。

むしろ積極的に他の他職種と連携すること求められます。

近接他職種と密接な連携はとても効果が高いのです。

ここでいう近接他職種はここでいうと人事コンサルタントや経営コンサルタント、カウンセラー、教師、臨床心理士、精神科医などを指します。

ですからキャリアコンサルタントのひとつの資格でやるのもよいがWライセンスなどがオススメされていたりします。

しかしいくつか資格を持っていたとしても一人の力では限界も当然あります

まあどんな資格でも万能ではありませんから致し方ないのですが・・・

キャリアコンサルティングの3つのメリット

キャリアコンサルティングには様々なメリットがあります。一度受けたことがある方ならイメージしやすいと思いますが、受けたことがない方もしくは受けようと考える方にとって解説していきます。

キャリアコンサルティングのメリット①キャリアについての相談できる

実は私たちは自分のキャリアもしくはライフプランについて相談できる人を持っている人は少ないと言われています。

もし自分が転職や退職、起業などで迷った時に相談できる人を持っているかどうかということです。

例えば40歳ぐらいになって将来に対して漠然とした不安がある場合、転職しようか?起業しようか?色々考える場合や、自分の起業内でのキャリアをどのように作っていくのかなど

キャリアに関しての悩みは定期的に悩みますし、漠然としています。

1人1人立場や状況も違うために、先輩や上司のアドバイスは参考にはなりますが・・・ピンとこない場合も多いものです。

そのような際にキャリアコンサルティングを受けると自分がどのように今後進んでいきたいかなどの漠然として不安などが解消されたりします。

キャリアコンサルティングのメリット②客観的意見が聞ける

キャリアコンサルティングのメリットの2つ目は「客観的な意見が聞くことができる」という点です。

キャリアコンサルタントは絶えず勉強をする必要がある資格になっております。

資格をとった後も更新制の資格のために、常に新しい知識やスキルの習得が義務つけられている国家資格になりますので、多くのキャリアについての勉強をされておる方が多いです。

このことを別の言い方をするならばキャリアコンサルティングをする上では多くの知識やスキルが必要だということです。

会社に勤めているとどうしても視野が狭くなったりしがちな時の、客観的な意見を専門家としてアドバイスしてもらうことができます。

キャリアコンサルティングのメリット③自分の適性がわかる

これはキャリアコンサルタント次第ですが・・・

自分の適性がわかるように適職分析などを行ってくれる場合があります。

特に若い世代の方は自分が一体どのような職に向いているのか?また興味があるのかななど漠然としています。

ですので分析のツールなどを使って適職分析をキャリアコンサルティングでは行うことができるのです。

キャリアコンサルティングを受ける上では多くのメリットがあるのですが・・・

今度はキャリアコンサルタントして活動する上での困ることを少し触れておきます。

ではどんなことに主に困るのでしょうか?

キャリアコンサルティングで困る3つのこと

キャリアコンサルティングで困ること①実践フィールドが多種にわたる

例えばキャリアコンサルティングといってもハローワークなど行う場合、学校、企業で行う場合など人によっても色々な相談内容が違うのでこちらも全部もうらすることは難しい。

さらに言えば、年齢や業界によってもまた全然違うこともつけ加えられる。自分が経験していないとどうしても大変な作業が多くなってしまうのです

キャリアコンサルティングで困ること②人によってやり方が違う

キャリアコンサルティングの仕方は人によってまちまちです

キャリアコンサルタントとクライアントの相性もあります

しかし専門家なので結果は求められます。

ですのでまずクライアントのゴールを確定する必要があるのですが・・・

そのゴール設定に時間がかかったり、見込みが薄い場合などがあったりします。

キャリアコンサルティングの困ること③結果が見えない場合が多い

実際にこれはキャリアコンサルティングを行なったあと

クライアントの最終ゴールまでは見えないというものがあります

適性や過去のスキルなどと照らし合わせて職業選択を促しても

最終的にその方が幸せになっているのか?まではなかなか追うことができない

と言われています

とまあ色々困ることはるのですがどの専門職においてもいえることなのですが・・・

ご自身の限界もしくは専門をまずは見極めること

何かの専門職において大事なことはご自身の今できることと、そうでないことをしっかり理解把握することが重要とのことです

もしかしたら将来においてはできなかったこともできるようになるかもしれませんが・・・

その実験台としてクライアントさんを使ってもよいのか?というそうではないような気がします

もちろんそれまでに十分準備しておいた場合は別でしょうが・・・

今の時代は多くの職種で多種多様になっていますので・・・

自分の限界以上の問題だと判断したならばそうそうに手放すことをオススメします

その際にせっかく頼ってきたクライアントさん無碍にするわけには当然いきませんし、

多くの専門職の方がそんな不謹慎なことはできないでしょうから

その際にご自身が専門分野ではないけども、あの方ならできるかも?

と浮かぶ人をどれだけ知っているのか?またその方にお願いできるのか?

という人材をどれくらあなたがしているのか?ここが大事になってきます

頼ってきたクライアントさんも

「あの先生はなんとかしてくれる」

ときっと思うことでしょう。

人脈もひとつのあなたの資源ですからそのことをお忘れなく〜

ではどうやったら人脈を豊富にすることができるのでしょうか?

ここでは人脈つくりをする上で読んでほしいオススメの書籍をご案内しておきます。

絶対に読んでほしいオスス

キャリアコンサルティングのまとめ

キャリアコンサルティングとは「個人が、その適性や職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行いを支援すること」

基本的には1対1で行われるもの

相談や支援の内容は多岐にわたる

「見立て」を持つことでよりスムーズな支援をすることが可能である。

では実際にキャリアコンサルティングにはどのようなやり方があるのでしょうか?

実際のキャリアコンサルティングの方法に興味のある方はこちらの記事もご覧ください

キャリアコンサルティングの8つのプロセス

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック