プラットフォール効果の意味や効果
今日はプラットフォール効果について解説していきます。
この効果は簡単に言いますと、人は弱みを晒した方が人の信頼を得やすいという効果のことを言います。
では詳しく解説していきますね
エリオット・アロンソンとは?プラットフォール効果を唱えた人はどんな人?
まずこのプラットフォールを唱えた人をご紹介します。
名前はエリオット・アロンソンです
アメリカの心理学者です。
この方はめっちゃすごい方でアメリカ心理学会の中で、3つの主要な賞である執筆部門、教育部門、研究部門の3つの賞をすべて受賞した唯一の人物で、かなりメジャーな方です。
そのメジャー感を示すのが、20世紀で78番目に引用された心理学者としてランク付けされているということです。
全ての心理学者の中で78番目という位置付けの方です。古今東西で考えればかなりすごい実績です。
ではこの素晴らしい心理学者である方が唱えたプラットフォール効果を解説していきます
プラットフォール効果の意味
これは失敗がもたらす効果についての効果のことを言います。
普通失敗やミスを人が見ますと、失敗やミスをされて方の評価が下がります。
まあ当然ですよね。
「ああ〜ミスっちゃったよ」
「あらあら・・・」
「やっぱりね・・・」
などの気持ちに見ている方はなります。その結果失敗やミスした方への評価は低くなります。
しかし、逆に失敗やミスをしたことによって評価が上がる方もいるとわかったのです。
これらのことを含めてこれらの失敗やミスが人に及ぼす影響の効果のことをプラットフォール効果というのです。
では一体どのような時に評価が上がるのでしょうか?
プラットフォール効果の実験
まずエリオット・アロンソンが行なった実験を解説します
そんなに難しい実験ではないのです。
まずは普通の人がコーヒーをこぼした際に周りの人がそのかたをどのように評価するのかを検証しました
この場合は多くの人がコーヒーをこぼした方への評価が下がりました。
同じようにある道のスペシャリストや専門家と周りに認知されている方に同じようにコーヒーをこぼしてもらいました。
そうなるとどうでしょうか?評価が下がるどころが上がったということなのです。
同じ事象にも関わらず、周りの評価が違うことに着目して、検証し、その効果を解明したのがプラットフォール効果なのです。
もっと簡単にいうと
周りから尊敬されている人はミスをしたとしても、ミスをすることもあるのだと周りに親近感を持たせてしまう
ということがこれらの実験でわかったのです。
しかし注意しなければならないのはあくまでも権威のある方やリスペクト対象である場合のみということなのです。
では実社会においてはどのように利用するのか?ということを次は解説していきます
プラットフォール効果を実社会でどのように使うのか?
まず使う方の性格や立場によるのですが・・・
上司であればより使いやすいものになるかもしれませんし、取引先相手でも同様です。
日本ではよく使われていたと感じます。
それが飲み会や接待などです。
飲み会などで、馬鹿騒ぎしたり、クラブなので女の子にでれっとしたり・・・
と普段の尊敬してい方がそんなお茶目な姿を見せた時に、見せられた方が・・・
「同じ人間なんだな〜」
と相手に親近感を持つというものです。
これを意識無意識関わらず多くの方が使っていました。
これも1つの方法ですが・・・
異性間の場合はのみでも良いのですが・・・
私がオススメする方法は「相談する」です。
今困っていることやどうしたら良いか?などそれらを相談するのです。
これはかなり効果性が高いと私自身は思っております。
ですからもし、このプラットフォール効果を使ってみたいな〜と感じているのでしたならぜひ相手に相談してみてください。
特に相談事はプライベートであればあるほど良いと思いますよ
プラットフォール効果のまとめ
プラットフォール効果はアメリカの心理学者エリオット・アロンソンが提唱した
ミスや弱みを見せることが周りに対して評価が影響する
尊敬されている、権威がある人がミスをすると評価が上がる傾向にある。
お酒を使って多くの人が自然と使っていた効果
お酒よりも意識的に相談をすることも効果が高い
相談のことを詳しく知りたい方はこちらもご覧ください