引きこもりの実態
中年以上の引きこもりの調査が今回、内閣府の調査で出ました
今回は40歳以上の引きこもりについての調査報告です。
今回の調査でひきこもりが長く続いている間に行政などの支援が途絶える場合が多いという結果が出ました。
また引きこもりの方の多くが生活時間が昼夜逆転したりしている傾向が明らかになりました!
内閣府は2016年15~39歳のひきこもりが約54万人に上るとの推計結果を公表したが、増加しているとされる「大人のひきこもり」の実態は不明でした。
今回の調査によると、ひきこもりの平均期間は22年に及び、一度は行政や病院の支援を受けたのに、その後に途絶えていたケースが半数に上った。
22年!
かなり長期間に及ぶということになりました!
5年10年ではなく22年
このような期間を家族は
これは家族はかなり大変なご苦労をしているんだなと改めて感じるとこです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
まずここで問題なっているのは
公的な支援が切れている
ということです。
それなら公的な支援を求めればよいではないか?
と思いの方も多いとは思います。
しかしこれはそんな簡単な話ではないのです。
というのは多くの長期間のひきこもりを抱えているご家族はすでに1度は公的な期間の支援を受けているのです。
引きこもりの場合、ご家族や本人もなんとか勇気を振り絞って公的な支援を申し出ます
その場合、公的な期間も本腰を入れて引きこもり対策を一緒にやります。
それで引きこもりから脱することができればよいのですが、結果が芳しくない場合もあります。
しかし多くの公的な機関の相談員はそれでも気にかけ何かしらのアクションを取り続けます。
その方がその担当部署にいる限りは・・・
そう担当者がいる限りはなんとか公的な支援は続くのですが、担当者の変更や法律の改正等で公的な支援が切れてしまうのです。
そうなるとご家族は・・・
「やっぱりダメか・・・」
となり、公的な支援の継続を望まなくなってしまうのです。
勇気が挫かれてしまうのです。
がっかりするぐらいなら今を耐えよう
という思いになり、ご家庭は少しずついびつな形になってしまうのです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
またこの続きは次回書いていきますね