面談の際に退職したいと言われた!どうする?

面談の際に退職したいと言われた!どうする?

面談の際に退職を言われたらどうしたらよいでしょうか?

という質問を受けましたので解説です。

面談していたら退職したいと言われたら本当に嫌ですよね・・・

そんなこと言われるのなら面談なんてしなければ・・・

なんて思いそうなものですが・・・

まだ退職したいと希望を言われただけですので、完全に辞めるとまで言っていないのでまだ話し合う必要はあります。

その際にまず理解して欲しいこと退職を伝えてきた部下がどのような理由で伝えてきたのか?という把握です。

退職を伝えてきた場合の相手の言い分を3つを解説していきます。

退職を伝えてきた場合に主に考えられる理由は3つあります。

面談で退職したいと言ってきた理由①伝えづらい要望や願望がある

本人が意識しているしていないは別にして

退職するということで自分の要望や願望をかなえようとすることです。

わかりやすい例で言えば

「あの人と一緒にもう働けません。」
「今の仕事量は限界で精神的に参っています。」
「子供が小さくて勤務時間が長く限界です。」

などなど理由を聞いた際に、不満や困っていることを伝えてくる場合がこれに当たります。

この場合は比較的に継続して働く可能性はあります。

相手の要望や不満を真摯に受け止め、誠意ある対応をすれば会社に残って今以上に働いてもらうこともできます。

本人はやめたいというよりも働く上での条件面があっていないことを伝えているので、会社側が便宜を図ることができれば大丈夫な場合もあります。

そんなこと言っても簡単にできないよ〜と思われてしまって不義理な対応をしてしまう気持ちはわかりますが・・・

ここではまず解決策は置いておいて、訴えきた相手の困っているという気持ちを受け止めてあげることが大切なのです。

面談で退職したいと言ってきた理由②やりたいことがある

2つ目の退職の理由はやりたいことがあります。

という場合です。

「新しい仕事をしていきます。」
「起業します。」
「引き抜きがあり、新しいことにチャレンジしていきます。」

などの理由です。

今現在の職場に不満があるわけではなく、自分がよりしたい仕事を選びチャレンジしていきたいという考えで退職を伝えてくる場合です。

この場合は一見すると、引き止めることが困難に感じますが・・・

私の経験上そんなこともありません。

実際に新しい仕事をどうやっていきたいのか?
本人の希望を聞いた上で今の職場でそれが可能なのかどうか?

もしくはスムーズにする際に今の社内で勉強することはないのか?

など親身になって相談になれば即退社という事態は防ぐことがあります。

もし仮に本当にしたいことがあるのならそれまでの期間を働く必要があるわけです。

例えば「公務員になりたいからやめたい」と言ってきた場合などです。

この場合はではもし条件等で折り合いがつけば公務員試験が受かって公務員として働くまで仕事ができるということも考えられるのです。

しかし本人は条件等を伝えるのが面倒などという考え方や言っても無駄だろうという考え方でやめますと言っている場合もあるのです。

もし優秀な方なら是非とも引き止める可能性はあるので引き止めることをおすすめします。

面談で退職したいと言ってきた理由③会社や上司への不信

この「会社や上司への不信」

この場合は少し厄介です。

すでに会社や上司への不信を持っていますので、この考えを翻意させるのは難しく感じてしまいます。

面談者がフォローすればするほど・・・

相手は疑問や猜疑心を強くする場合もありますので面談者としは会社や上司の不信が強い場合は、同意も反論も説得もせずにまず相手の話を聞き、次回回答するにとどめることの方が適切かもしれません

不信の原因にもよりますが・・・

気をつけていけないことは変に会社や上司のフォローをしないということです。

「上司の==さんはそんな人ではないですよ」

「会社の立場としては・・・」

「考えすぎですよ」

などは信頼関係を損ないますので注意が必要です。

面談で退職したいと言ってきた時の対処法まとめ

理由としては大まかに分けて3つあります。

①伝えづらい要望などがある

②他にやりたいことがある

③会社や上司への不信

主に3つの理由があります。

退職者も退職したいわけではありませんので、まずは話し合いで何がどうしたいのか?をヒアリングすることが面談の際に言われた時にできる最大限のことだと思います。

焦らずにゆっくり相手の話を聞くことができればまた色々と変化がやってくると思いますよ

ここで大きな2つの意味があるのですが・・・

「退職したい」と「退職します」

この2つには大きな意味の違いがあるということです。

正直「退職します」を翻意させるのはとても難しいと私自身も経験でわかります。

よくて退職日の延長ぐらいである場合が多いです。

もともと言いにくい「退職します」と事前に話をしてくれているので基本的に真面目な方が多いような気がします。

社会人なら当たり前でしょと思う方もいらっしゃいますが・・・

いきなり音信不通になってそのまま消えていくという方も多いの実情ですから、何も考えずにいなくなるような方ではないことだけはわかります。

多くの方が経験しているのでしょうが・・・

いきなり辞めてしまった場合めちゃくちゃ困ります。

ですので、基本言いづらい「退職」事前に言ってくれているだけでも真面目な方だと思われます。

このような方にはなんとか実情を話して、退職日を延期しもらうぐらいの対応しかできないと思います。

延長できて1ヶ月程度でしょうが・・・それでも大きな違いになります。

今回ここであげている例は

「退職を考えています」
「退職したいんですが・・・」
「いつぐらいなら辞めても大丈夫ですか?」

「退職しない」という方はまだ判断が固まっていない人です。

先ほどお伝えした3つ①願望がある可能性②やりたいことがあるのどちらかに当てはまると思いますので、ぜひぜひ真摯な対応で挑まれるともしかしたら翻意してくれるかもしれませんよ〜

では良い面談や悪い面談とは実際どのような違いや効果があるのでしょうか?興味のある方はこちらものぞいてみてください。

良い面談悪い面談を部下目線で考えてみた

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック