バックキャスティング方法とは?
今日はバックキャスティングの意味について解説します。
まずバックキャスティングとは目標設定の方法の1つです。
目標設定の方法はいろいろありますが、このバックキャスティングは特段新しい考え方ではないので、わかってしまえばなんだ〜という感じになるかもしれません。
ではまず英語での表記は「Backcasting」という表記になります。
日本的な意味では「後ろから作り上げる方法」という感じですかね?
ではバックキャスティングの意味を解説していきます。
バックキャスティングの意味
目標設定をする際に大きく2つの方法に分類されます。
1つはゴールから考えて目標を設定していく方法
もう一つは現状から考えて目標を設定していく方法です
どちらが良い悪いということはありません。
バックキャスティングは「A」です。ということです。
私も面談する際は、このバックキャスティングを最初に試みます。
このバックキャスティングは最初にゴールありきですので、場合によってはとてもハードルが高くなる場合もあります。
また人のタイプにもよりますので万能であるというわけではありませんが・・・
今は特にこのバックキャスティングが注目されています。
そもそもこのバックキャスティングは主に実現が困難な場合ほど使われる傾向が強いです。
最近よく耳にする「SDGs」や「COP」などがその例です。
一見実現不可能に最初思える問題や課題でもそれに向かって絶対に進んでいくんだ〜という強い決意の表れです。
また数字を絶対に達成したいという意欲やモチベーションも向上しますので、今国際社会では多く使われる手法なのです。
ただ絵に書いた餅ではないですが、行動しなければ結果一緒ですけど、バックキャスティング方法の方がよりよい結果につながりやすいです。
ではゴールありきの設定方法を「バックキャスティング」とする場合現在位置から目標設定する方法はどのようにいうのでしょうか?
現状位置からの積み上げ方式で目標設定する思考方法を「フォアキャスティング」と言います
フォアキャスティングの意味
現状の地点から目標を積み上げて結果最終目標を決める思考方法をフォアキャスティングと言います。
日本的に言えば「前から作る」的な感じですので、言葉のままですね
現状から積み上げていき、最終ゴールを設定するという手法です。
このフォアキャスティングの方が効果を発揮しやすい人も多いです。
好き好きはありますので、どちらが自分に合うかはやってみなければわかりませんし、過去の成功事例などをみれば自分のパターンなどがわかりやすいですね
バックキャスティングまとめ
バックキャスティングは、目標設定の思考方法の1つである。
最終ゴールを先に決める手法です。
どちらかと言えばバックキャスティングの思考方法が今の主流
バックキャスティングの個人的見解
私個人的にあバックキャスティングとフォアキャスティングはどちらが適しているかは人それぞれだと思います。
個人的には最終ゴールを決めるバックキャスティングの方が同じ目標を立てるなら達成しやすいのでは?と思っています。
その理由は簡単で、最終ゴールは想像しやすいし、想像するとワクワクするという感情が動くからです。
わたしたち人間は感情がとても大きなファクターになりますので、フォアキャスティングはこの「感情」を臨場感を持って感じにくいという欠点があるように思えます。
誤解がないようにお伝えするとどちらでも良いと思っています。
ぜひ自分がどちらのパターンが目標を達成しやすいかなどを考える機会になればと思います。