若年者(ニート)のキャリアコンサルティング

若年者(ニート)のキャリアコンサルティング

キャリコンサルタントの役割の一つにニートへの支援もあったりします。

実際にニートにはニート独自の対応が必要とされています。

他の求職者と画一的な対応をしするよりも、ニートのことを理解し、その知識を持ってキャリコンサルティングをする方がよりスムーズにいくと考えられますのでまずニートのことをここでは書いてきます。

ニートの定義:NETT(Not in Education, Employment or Training)

15歳から34歳の学生でもなく働いていない若者と定義されています。

しかし個人的に34歳って・・・今はもっと中高年の方が多いのでこれが適切なのかという疑問もありますが・・・

今時点でのニートの定義は34歳までとなっております。

実際に35歳以上の引きもりや仕事に従事されていない方の役所のフォローは少し寂しい感じを受けます。

ここではまず若年者35歳未満の方々の政府の支援を見ていきましょう

厚生労働省の若年者の未就業者(ニート)の対策

若者しごとサポートセンター

若者仕事サポートセンターというものがあります。

若者ということあって年齢制限は30歳未満です。

様々なサポートを用意しております。支援策は次の通りです

若年者のキャリアコンサルタント:若者しごとサポートセンターのサポート

支援❶個別就職相談

仕事の探し方や就職活動の進め方、他にもキャリアの棚卸し、転職相談、書類の添削など就職や人生に関する不安や悩みに個別に対応することができます。

支援❷適性診断、自己分析

センターのパソコンから適性検査を受けることができます。

またその適性検査の結果をもとにフィードバックを受けることで、応募書類作成のための自己分析に役立ちます。

支援❸就職支援セミナー・職種別セミナー

各種就職に役立つセミナーなどが定期的に開催されています。例えばコミュニケーショントレーニング、応募書類の書き方、面接対策、OAスキルセミナーなどです。

また就職支援セミナーや求人が多い営業職・販売職などの職種別セミナーなども実施しています。

支援❹職業紹介(※ハローワーク閉庁日)

ハローワークが休みの日曜・祝日は、センターで職業紹介を受けることができます。(絶対ではないので要確認が必要です)

支援❺応募書類作成のためのパソコンやプリンターの利用

センターにはパソコンやプリンターあるので実際にパソコンなどを持っていなくても大丈夫です。

支援❻インターネットの利用

ハローワークと同様に企業検索や求人検索を行うことができます。

支援❼書類の閲覧・貸し出し

就活本やキャリア啓発本など各種いろいろな書籍を閲覧することができます。書籍は貸し出しを行っているところもあります。

では若者サポートステーションでキャリアコンサルタントしてはどこに関わるのかということを次に説明していきます。

若年者のキャリアコンサルティング:サポステ版

若年者サポートステーションではキャリアコンサルタントは上で言うところの

❶〜❷もしくは❶〜❸までを担当します。

やはり一番使って欲しいのは個別コンサルティングです。

ここが一番重要なところだと思います。

❷〜❼と色々ありますが・・・

理想とするのは❷〜❼を行き来しながら最終的に❶に進んで欲しいと言うことです。

実際に就職ということになると、多くの方が不安に思うものです。

社会経験のない若者ならなおさらこの不安は大きなものになることは想像に難しくありません。

ですので実際に若者たちはキャリアコンサルティングを一度受けてもらうととても有意義になると思います。

では実際にキャリアコンサルティングなどを行うキャリアコンサルタントはどのようなことを考えているのでしょうか?

キャリアコンサルタントは行動指針があり、これを行動憲章という形で定義されていますので、参考までに載せておきます。

キャリアコンサルタントの行動指針(行動憲章)

話を少し戻しますね

そもそもこの若者を支援する「若者しごとサポートステーション」は通称「サポステ」と呼ばれています

どのようなことに従事するのかというと固めに書くと

サポステとは若年者支援機関により構成される地域の支援ネットワークの拠点であり、若者無業者等の職業的自立に向けた支援を行う機関であります

そう支援するので気軽にいって大丈夫なところなのです。

ただひとことで「若者」といってもいろいろな立場や考え方があるので、国は若年求職者の方を大きく3つのタイプに分類しております。

若年者の3分類

①求職型:仕事を探すための行動をとっている若者

②非求職型:働きたい希望はあるが、求職活動をとっていない若者

③日希望型:働きたいという気持ちもない若者

→②非求職型と③非希望型を合わせたものがニートと呼ばれる

ニートの特徴

ニートには中学卒者、高校中退者、不登校経験者等がなりやすい。

ニートに共通した特徴

「孤立した人間関係」
「自分に対する自信の欠如」
「中学・高校時代からの状況の継続」

ニート状態を続ける中
ニートから抜け出すことが困難になり、ニートを継続している場合が多い。

パターンとしては就職活動を続けているうちに就職が決まらない状態が続くと、次第に自信が低下して、仕事を探す意欲を失ってしまった場合の方などもいる

働いた経験はあるが、人間関係のストレスや仕事上の失敗や挫折をきっかけに働く意欲を失ってしまった人もいる。

働く意欲どころが、人と関わろうという意欲や生きる意欲すらも失い、「ひきこもり」状態に陥ってしまう場合もあるパターンもある

これらのニートの中には気付かれていない病気や障害があるものも含まれることにも留意が必要です

ニートへのキャリアコンサルティング

①相談者に対して受容・共感的な態度で丁寧に接し、信頼関係を確立すること

②自己決定を尊重し、相談を通じて来談の目的と課題を明確にしていくこと

③アセスメントでは「セールスポイント」や「できること」に注目する。隠れた長所を見逃さないようにし、伸ばしていくこと

④興味・関心・希望等を踏まえ、啓発的経験の必要性を促す丁寧にな関わり

*啓発的経験:インターシップや職業訓練、養成所、ボランティア活動等

このようにニートには普段の若者とは違った対応を必要とする。ニートを脱しようと本人自らやってくる場合もあるが、その他に親などがつれてくる場合も多い。親としては必死でここまで連れてきたという思いがあるのでそちらも直接ではないが、気持ちを汲み取ってあげることも必要だと考えています

まとめ

若年者やニートの職業支援を調べると多くの役所やハローワークまたはNPO法人などで行っています。

しかし今問題になっているのは長いニートの期間になり30代後半から40代に入るニートです。

この35歳以上という年齢が若年者支援という枠から離れてしまい、一番手薄になっているところになります。

また長い期間ニートの期間が多い方が多く、親も高年齢化していることも相まって

どうしたら良いのか?

途方に暮れている方々も多いと言われています。

ニートを子供に持つ親御さんは自分たちが亡くなった後のことを考えると不安であり、

中高年になったニートの方々も先々のことを考えると不安になっているのが現状です。

35歳以上の支援が芳しくないのは国の理由だけでもなく

ニートを受け入れるところも企業も減ってくるという現状があります。

多くの職場では年上の方は使いにくいという面もあり難題として今取り上げられています。

ではどうしたら良いのか?

という問題になるのですが・・・・・

私個人的には30代後半の方々はまずは年齢制限があると言っても

若年者自立塾や若年者サポートステーション、ジョブカフェなどで相談することをお勧めしています。

確かに年齢制限がありますが、無碍に扱われることはありませんので、まずはご相談されることをお勧めします。

キャリアコンサルタントは対人支援業の方々なので良いかたが多いですよ〜

キャリアコンサルタントが大事にしている考え方はこちら

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック