ブロンフェンブレナーの社会システム

今日はブロフェンブレナー先生の解説をしていきます。

このブロフェンブレナー先生のフルネームはユリー・ブロンフェンブレンナー(Urie Bronfenbrenner)と言います。

出身はモスクワで生まれ小さい時に家族でアメリカに移住してきた方です。

この方が有名なのは、人間の発達についての独自の理論として、生態学的システム理論を構想したことです。

通称「システム論」と言われています。

生態学的システム論

ブロフェンブレナーは、人が生活する中での社会的な環境変化が人の発達の変化に繋がるという概念を提唱しました。

というのは人はもともと生まれた時から社会の一員として生活するのであるので、その社会システムの中で、時間経過とともに影響を受けると言っています。

まあわかりやすく言うと、小さな環境から大きな環境までそれぞれが人の発達に影響を与えますよ〜という概念です。

人の成長は社会システムの変化に大きく関わってくると言っています。

ではブロフェンブレナーが言っている社会システムとは一体どのようなものなのでしょうか?

ブロフェンブレナーは人と相互作用する社会システムについて、

4つの社会システム

1つの時間システム

を伝えています。ですから全部で発達に影響を与えるのは5つのシステムとなります。

5つの社会システム

5つの社会システムは①マイクロシステム②メゾシステム③エクソシステム④マクロシステム⑤クロノシステムです。

それぞれを簡単に解説していきます。

①マイクロシステム

一番身近な自分の周りの環境です。

自分自信や親・兄弟、家庭・学校・職場のなど個人が直に接している環境のことを指します。

一番の核になるシステムです。

②メゾシステム

2番目のシステムです。

直接は接していないけれども影響を受ける環境です。

例えば祖父母や学校や地域社会の環境などです。

③エクソシステム

3番目のシステムです

少し枠が広がる感じになります。

直接は関わらないけど影響を受けやすい近所の人などの地域・行政・マスメディア・両親の職業などの環境などがあります。

④マクロシステム

4番目のシステムになります。

枠はもう少し大きくなり、国や文化、法律や価値観などがこの環境になります。

⑤クロノシステム

これは先ほどまでの4つのシステムと少し違います。

先ほどまでは直接影響を受ける距離などから分類されているシステムでしたが、このクロノシステムはライフイベント的な扱いになります。

兄弟が生まれるとかなどになります。

まとめ

ブロフェンブレンナーは、個人が一生涯の中で経験する様々な社会的な変化を発達の説明要因として考えました

人間は生まれた時から社会システムの中に存在しますが、時間的経過につれてより上位の社会システムと相互作用をするようになるのです。

つまり最初は生まれてからは親と子という最小単位の影響しか受けなかったのが、成長につれて影響を受ける範囲が大きくなっていくという考え方です。

影響を受けることが良い悪いと言っているわけではなく、避けることができないという考えが近いような気がします。

この相互作用する社会システムの変化が人間の発達の要因であると考えました。

では他の発達理論にはどのようなものがあるのでしょうか?

ユングやエリクソンなどの発達理論はこちら

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