キャリアンコンサルティング協議会は平成20年9月にキャリアンコンサルティング協議会倫理綱領をつくりました
そもそも倫理綱領とは一体なんなのでしょうか?こんな感じの説明になります
組織がその組織に属する方に倫理的法令の遵守の方針を与えるための綱領。社是、社訓と混同されることが多い。となっている。
ということでキャリアコンサルティング協議会は次のように倫理綱領を作っている
キャリアコンサルティング協議会倫理綱領第1条(目的)
この倫理横領は、キャリアコンサルタント(標準レベルキャリアンコンサルタント及びキャリアンコンサルティング技能士をいう。以下同じ)が遵守すべき事項を定め、キャリアコンサルタントの質の向上を図り、適正なキャリアコンサルティングを通じて相談者個人、組織及び社会の発展に寄与することを目的とする
キャリアコンサルティング協議会倫理綱領第2条(基本的理念)
1 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、人間船長を基本理念とし、個の尊厳を侵してはならない
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングが、相談者の生涯にわたる生きがい、働きがいに影響を与えることを視野に入れ、そのことを自覚して職務を遂行しなければならない。
キャリアコンサルティング協議会倫理綱領第3条(適正な職務)
1 キャリアコンサルタントは、相談者を国籍、性別、年齢、h数今日、信条、身体的障害、社会的身分等により差別してはならない。常に公正な態度をもって職務を行い、専門家として信頼を保持しなければならない。
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントとして誇りを持ち、法律や公序良俗に反するような行為をしてはならない
3 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを、相談者の利益をあくまでも第一義として、自己の研究目的や興味のためにおこなてはならない。
キャリアコンサルティング協議会倫理綱領第4条(職務の範囲)
1 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、自己の能力を自覚し、能力以上の仕事を引き受けてはならない。信頼できるキャリアコンサルタントへの紹介やそれへの委嘱、また必要に応じて他の分野の専門家の協力を求めるなど相談者の利益のために最大の努力をしなければならない
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを実施するにあたり、心理テスト等のアセスメントツールの利用にあたっては、その妥当性、信頼性を明らかにし、また訓練を受けた範囲内で実施しなければならない
キャリアコンサルティング協議会倫理綱領第5条(自己研鑽)
1 キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングに関する学識・技能を習得し、資質向上を図るため、絶えざる自己研鑽に努めなければならない
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングの普及啓発を常に行わなければならない。そのために、組織を取り巻く社会、経済、環境の動向や、教育、生活の場にも常に関心を払い、専門家としての専門性を維持向上するよう努めなければならない
6章以降はこちらをご覧ください。