モラルハラスメントとは?どのような意味なのでしょうか?
ここではモラルハラスメントの意味や内容それに対する対策などを解説していきます。
そもそもモラルハラスメントとはどのような意味なのでしょうか?
モラルハラスメントの提唱者
モラルハラスメントの提唱者はフランスの精神科医で会った【マリー=フランス・イルゴイエンヌ】です。
イルゴイエンヌは言葉や態度によって精神的な暴力のことを言っています。
肉体的な暴力などは外傷が残ったりしますので、本人自身も自覚しやすい、また周囲の方の目で発覚しやすいです。
しかし言葉の暴力などによる精神的な傷は本人自身も自覚しにくく、また外部かの視線でもとても見えづらいのです。
また言葉の暴力などはとても境界がわかりづらく、被害者と加害者の意識のズレも大きく問題がなかなか表に出てきにくいものなのです。
イルゴイエンヌは、この社会は精神的な暴力に対しては対応が基本的に甘いとその当時述べています。
精神的な暴力は肉体的な暴力と同程度もしくは場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるものであり、
精神的暴力は犯罪
であると述べています
イルゴインヌはセラピストとして多くの被害者に寄り添っていましたので、精神的な暴力が心身に深い傷をつけることをありありと見続けていました。
精神的な暴力が心身に深い傷を受けることが、珍しいことではなく誰もが深い傷を受けると述べました
イルゴインヌは、世の中の現状では肉体的な暴力に対しては厳しい側面もあるが、
精神的な暴力に対しては対応が甘くなりがちである。
その点が問題であると述べています。
この精神的な暴力は言葉であるがゆえに、被害者が加害者の攻撃を防ぐことが難しい点も問題である
と述べています。
厄介なことに、言葉ゆえに加害者の意識の欠如なども多く、証拠等も残りにくいため
言った言っていないなどの水掛け論になることも多く
なかなか顕在化しない点も大きな問題である。
被害者が訴えても証拠等がない場合も多く、どうしても訴えが無効になりやすい
また加害者と被害者の日頃の関係性なども関係するのでとても難しい問題となる
モラルハラスメント対策
まずモラハラの場合は、強い立場の方は弱い立場の方への場合がとても多く見受けられます。
その際にどんなに意識を持っていても・・・
常日頃の立場などでなかなか毅然とした対応ができません。
ですから意識を強く、毅然と対応してください
と言われても実際にはとても難しいのです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
ここではたった1つのことに意識を向けてください。
それは
姿勢
です。
おそらくモラルハラスメントを受けている場合
姿勢が弱くなっているのです。
肩はすぼみ、視線はした・・・
もしかしたらついつい自分を守るために腕を掴んでいるかもしれません
そのような守りの姿勢になればなるほど・・・
相手はここぞとばかり言ってきます。
ですので、姿勢を意識をしてください。
足を少し広げ、胸を張り、顔を上げて
相手の話を聞きましょう
話の内容や、意見の相違などは考えず
姿勢だけを意識してみてください。
私たちは基本争いを好みませんので
対策としては常に姿勢を意識して相手の話を
聞くことが一番効果が高いのではと思っています。
私たちはこの姿勢のことを「ステート」という表現をしています。
高いステートを保つことで、
相手の影響を最小限にできるのです。
ぜひ精神的にきついな〜と思われたなら
肩を貼り、足を肩幅に開き、頭をあげてください
それだけを意識してみてください
きっと今までと違う変化があると思いますよ