私たちは1度や2度このような経験を職場でしていると言われています。
職場での人間関係に嫌気がさし、「もう仕事を辞めたい!」と本気で思い悩んだことがみなさん1度や2度あると思います。
破綻した人間関係が容易に修復することは困難に感じますし
辞めたいと思っている環境下で働くことほどストレスに感じることはありません。
しかし困ったことに
仕事を辞めて次の職場に行ったとしてもそこが今よりも快適な職場であるという確証はありません。
しかしそのようなことは頭でわかっていても一刻も早くやめたいのです。
確かにそのような気持ちの時は仕事に熱も入らないでしょうから辞めるのも選択肢の1つだと私は思います。
ただその前に
仕事を辞めるのはいつでもできるのでちょっとチャレンジしてみませんか?
というのは、辞める人の多くの場合何かしらの人間関係で辞めた方はまた次の職場に行っても同じ人間関係で悩んでしまう方が多いからです。
もちろん環境が変わることで大きな変化が起きることは確かですから嫌な思いをせずにすむ場合もありますので、それはそれで良いとは思いますが・・・
何もチャレンジせずに辞めてしまうのは勿体無い
あなたがせっかく築いた今の状況を是非大切にして欲しいのです。
多くの方を見ていて実はちょっとした職場での考え方や行動を少し変えるだけで、仕事を辞めたくて仕方なかった気持ちが解消される場合があるからです。
自分が楽しく気持ち良く働くには環境やや状況の変化も大切なのですが、
自分が少しパターンを変えてみることも大切なのです。
ではちょっとしたパターンの変化の具体例を今から紹介していきますね
辞書を合わせる
私たちの多くは人それぞれ固有の辞書を持っています。
辞書には様々な言葉があります。その言葉は人によって違うのです。
確かに大きな意味で言えば一緒のものも多いのですが・・・
職場や仕事での言葉のミスマッチは大きな誤解と失敗を招きます
よく職場で多いのが「報告」「連絡」「相談」が職場でずれていたりする問題です。
上司の報告が報告を受け取った方からの了承ですや受け取りましたまでが報告と思っていたとします。
部下はメールを送ることが報告と思っています。
小さな違いように見えますが、この違いを放置していると大きな問題になった時にお互いの感情が爆発します
上司「報告しろよ!」
部下「報告しましたよね!?」
上司「おいおい俺は了承したと返したか?」
部下「・・・・(そんなの知らねえよ)」
とお互いの感情が爆発してしまいます。
ですから周りの人とのうまくやるためには「言葉合わせ」が必要なのです。
職場の人はパートナーと意識する
私たちの多くは自分と一緒に働く人たちを「仲間」や「家族」と考えがちです。
これは確かに良いところも多く、決して否定されるものではありませんが、このような考え方ばかりの人ではありません。
むしろ職場は職場、仕事は仕事と割り切っている方も多いと感じます。
私たちは家族や仲間など相手が「近しい人間である」と意識するほど、人間は多くのことを求めるようになります。
そのため、友人と同僚を混同して考えると、職場での人間関係にストレスを感じやすくなってしまいます。
もし一緒の職場にいる方をビジネスパートナーと思ってみたらどうでしょうか?
取引先の人と割り切ることができればストレスは軽減されるかもしれません
しかし・・・そんな他人行儀な・・・
と思われる方は次の方法をお勧めします。
聞く時間を作る
聞くことが大事であると多くの方がわかっています。
しかし厳密に言うとなかなかこれが難しく感じています。
聞くことが簡単ですよ
と言えるのはスキルを持った方ぐらいなのではないでしょうか?(プロがそんなことを言うとは思いませんが・・・)
それほど聞くことは大切なのです。
ではどうしてなのでしょうか?
私たち基本的に人間は、自分の話を遮られてしまうと不快を感じます。
逆に話を聞いてくれると自分を受け入れられたと感じ安心を感じます。
ですのでまずは聞くことによって相手は安心を感じてもらうことが大事なのです。
この安心がない状態だと・・・
「こいつわかってないな」
となるのです。
もちろん、自分が話す時間を作ることも大切なポイントです。
自分が話す時間については、基本的に相手が全て話し終わったタイミングを選ぶようにしましょう。
相手の話を全て聞くことによって、話したい内容が新しく思い浮かぶ可能性もあります。
このような方法で会話をすれば、ストレスが溜まりにくくなるだけでなく、より有益な会話をすることにもつながります
以上3つの方法をここではお伝えしておきます。
これがベストというわけではありませんが、少しでも試してお役に立てましたら幸いです。