厚生労働省は次のようなことを目標を立てています
「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」
この趣旨は
現在、我が国経済・産業構造は、大きな転換期を迎えている。今後、経済のグロ
ーバル化、情報化やサービス経済化の一層の進展等により、経済・産業構造はさら
に大きく転換するとともに、高齢化の急速な進行が見込まれている。また、労働者
の就職意識の変化や働き方の多様化等の変化もみられるところである。このような
中、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがあると訴える労働者の割
合が年々増加している。さらに、今後、経済・産業構造等が変化する中で、業務の
質的変化等による心身の負担の一層の増加が懸念されている。
心の健康問題が労働者、その家族、事業場及び社会に与える影響は、今日、ます
ます大きくなっている。労働者とその家族の幸せを確保するとともに、我が国社会
の健全な発展という観点からも、事業場において、より積極的に心の健康の保持増
進を図ることが重要な課題となっている。
本指針は、事業場において事業者が行うことが望ましい労働者の心の健康の保持
増進のための基本的な措置(以下「メンタルヘルスケア」という。)が適切かつ有
効に実施されるため、メンタルヘルスケアの原則的な実施方法について総合的に示
したものであり、各事業場の実態に即した形で実施可能な部分から取り組んでいく
ことが重要である。
です。
つまりそれぞれの立場からメンンタルヘルスアを推進しましょう
ということです。
では実際の企業においてはどのようなものになっているのでしょうか?
USENの資料を見つけましたので引用します
全国の20代~50代の働く男女500人に対して「オフィス環境に関する意識調査」を実施してみました
「オフィス環境に満足しているか」ということについて尋ねた結果、全体では
「自分の気持ちにあまりあてはまらない」 44.0%
「ややあてはまる」 35.4%、
「全くあてはまらない」 15.4%、
「とてもあてはまる」 5.2%
この結果から過半数の人が「現状のオフィス環境」に満足していないことが明らかとなりました
まあ完全に満足しているというのは少ないと思っていましたが
過半数以上が何らかのオフィスに満足していないというのは興味深いですね
ではどのようなオフィスを望んでいるのでしょうか?
主なものは
休憩室の設置
喫煙所の設置
音楽
などが出ていました
※この意識調査の調査期間は2016年11月22日~2016年11月23日