日本人なら知っておくべきコツコツのこと!


今日はコツコツできる人とそうでない人の違いを書いていきたいと思います。

私はコーチとして多くの方に接しています。

そこでは自分で決めたことをコツコツできる人とそうでない人がいます。

できない方はコツコツをする必要性がないと思っているわけではありません。

当然コツコツ積み上げることはみなさんとても大事だと思っています。

ではできる人とそうでない人とは何が違うのでしょうか?

コツコツの例で言えば

「毎日ブログの記事を書こう」

「毎日お客さんに手紙を書こう」

「毎日英語の勉強をしよう」

などがあると思います。

しかし実際にやりだすと、

「効果が見えない」

「調子がでない」

「時間がない」

と、1ヶ月も立たないうちに諦めてしまう方が多いのが実情です。

頭ではわかっているのですが、なかなか続けられないのです。

このような続けられないことを何度も経験すると

「努力は、つらいことだ」というイメージが生まていきます。

ですから

「簡単な○○○」

「すぐできる〇〇○」

などが多くの人気を集めます。

難しいより簡単な方が良いですからね〜

私はこれが良い悪いと言っているのではありません。

時間をかけなければ成し得ないことも世の中には数多くあるということにも目を向けて欲しいのです。

量をする必要性があるものや時間をかける必要性があるものが実際の社会には多くのあるのです。

素晴らしい結果を出している人は多くの量を気の遠くなるほど練習をされてきた方です。

ですから何かやり遂げるため重要なのは、「積み上げる」という単調で結果を実感しにくい作業をいかにコツコツ続けるかということになります。

この手の話をすると「思考を変えなさい」という話になっていくのですが・・・

確かに思考を変えることも必要だと思います。

しかし思考を変えれば必ずできるのか?

というと一概にそうでもないと言われています

というのは・・・

最近の認知心理学の研究結果は、実はカギとなるのは「思考」ではないと言われているからです。

実は「思考」も「行動マニュアル」も、習慣化においてはあまり効果がないのです

ええええ〜〜〜

では、何がカギなのでしょうか?

少し詳しく解説していきます

人の行動は、一般的に、

感情 ⇒ 思考 ⇒ 行動

の順番で起こると考えられています。

具体的に言うと、

「なんかイライラする・・・」

「う〜ん忙しいけど気分転換にスマホでゲームでもするか?」

「ゲームをする」

というような行動をとる。

多くの方がこの図式を見て違和感を覚えないように感じます。

しかしノーベル賞を受賞した認知心理学の大家、ダニエル・カーネマンはこの図式を否定する。

感情的な要素が絡んでくると、システム2(=冷静な思考)は、システム1(=直感)の感情を批判するよりも、擁護に回る傾向が強まる。システム1の番人というより、むしろ保証人になってしまうようなのだ。

情報や論拠を探索するにしても、既存の結論を検証する意図からではなく、結論と矛盾しない情報探しに終始する。かくして、積極的なつじつま合わせ屋のシステム1が無抵抗のシステム2に結論を押し付けることになる。

つまりカーネマンは、人の行動は

「通常は、ほぼ考えることなしに判断されており、しかも冷静なはずの理性ですら、感情には屈服してしまう」

と言っているのです

つまり、先ほどの流れはカーネマンによれば違っているです。

カーネマンは

感情 ⇒ 思考 ⇒ 行動

ではなく

感情 ⇒ 行動 ⇒ 思考

が正しいとい言っています

行動と思考が逆なのです。

カーネマンは感情が行動を引き起こし、思考はその行動を後から理由付けして自分を納得させために作り出していると言っています。

具体的に、現実には

「いらいらするなぁ。なんとかしたいなあ」

「ゲームしちゃえ〜!」

「あ、今忙しいのにゲームしたのはイライラを抑えるためか・・・ならいいよね」

と、人は後から自分に都合の良い理由を並べて自分を納得させているのです。

つまり、私たち人間は日常よく考えてないのです。

よく考えることは脳に大変にエネルギーが必要なので本来はしたくないのです。

ですから行動を起こす時に冷静に「正当な理由」や「動機づけ」などを考えるのですが、あまり効果がないのです。

つまりどんな人でも「やりたくない」「面倒くさい」という感情には、なかなか抵抗することができないのです

それがどんなに正しく、自分のためになり、長期的に果実が得られるとわかっていたとしても、殆どの人は定期的な運動をしないし、愛煙家は禁煙しない。毎日英会話の勉強をすることもなく、継続的な努力をすることもない。

なぜなら、それが「感情」だからです

ですから、ポジティブな「思考」や習慣化などの「方法論」ではなく「感情」へのアプローチが重要なのです。

感情をどのようにマネジメントするかということが重要なのです。

これのことは私たちの経験とも一致するということがわかります。

というのは、私たちは一つの習慣を長く続けているひとに

「いや〜すごいですね、よく続けられますね」

と聞くと、多くの人が

「いや……そうでもないですよ。ただやらないと気持ち悪いので」

という答えが返ってくる場合が多いのです。

かれらは実は、前向きでもモチベーションを高く保っているわけでもない。

たんに「気持ち悪いから」という感情によって自動的に動いているだけなのです。

だから無理なく続けられているのです。

ですから習慣化にするためには「感情」に訴えかけることが大事なのです。

ではどうしたらよいのでしょうか?

様々な方法があるとは思いますがここでは幾つか述べておきます

それは

「痛み」と「快楽」

を利用するということです。

認知心理学的に一番効果があるのは、ネガティブな心、つまり、損失を回避したいという「痛み」の心であると言われています。

「痛いことを避けるために、習慣を継続する」

という設計ができてしまえば、最初のスタートを切れるのです。

ですから習慣化をするためにはまず自分に対して大きな痛みと感じものが必要になってくると言われています。

もちろんそこからより続けるためには「快楽」が必要になってくるのは言うまでもありません。

私の感覚でいえば「快楽」が必要になるのは?

3ヶ月くらい習慣ができれば次の「快楽」を探してみても良いのではないかな?

と考えています。

ABOUTこの記事をかいた人

運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック