カウンセラーやキャリアコンサルタントを目指すのでしたなら絶対知って欲しい人がいます
この方まずカウンセラーを明確にしたといっても過言ではないです
その人の名は
パーソンズ(フランク・パーソンズ)
パーソンズ 1909 特性因子理論 著書「職業の選択」
キャリアコンサルタントの発端は、アメリカの1900年代まで遡る
この頃のアメリカは新しい産業が発達しており、新しい職種や職業をするために多くの若者が仕事を求め、都会に出てきたが慣れない職場や職行で仕事長く続けることができず、失業問題が大きな社会問題になっていたんです
今の日本とも少し似ているかもしれませんね 🙂
で問題を解決するために、このパーソンズさんが職業選択や就職のアドバイスをする活動を始めたのが、キャリアカウンセリングのはじまりだと言われている。
ああ〜ちなみにキャリアカウンセリングとキャリアコンサルティングと2つの名称があるのですが・・・
基本キャリアコンサルティングとは和製英語で、本来はキャリアカウンセリングが正しいのですが・・・
私たちは日本で生活しているわけですからキャリアコンサルティングでよいのかな?と思っております
和製英語が気づいたら本来の英語を駆逐していったもののひとつですね
例をあげると
ノートパソコン →ラップトップコンピューター
ダンボール →カードボード
フロント(ホテル)→レセプション
あげればきりがないですね
では話を戻すとこのパーソンズさんは次のことをやっていきました
1907年には「職業指導事務所」を設立し、1908年に「職業指導局」を正式に開設し、活動を本格化させていった。
いや〜偉いですね
そこでの名言が超有名な
丸いクギは丸い穴へ
です〜まあ意味は適材適所ですね
今までもなんとなく経験上多くの方は知っていたし、経験していたのでしょうが・・・
初めてこの方が明確に体系化、言語化したんですね 🙂
では次にこのパーソンズさんが唱えた職業選択のポイントを書いていきますね
職業選択ポイント
1職業は選択すべし!
2自分に正直になれ、自分を分析しろ!
3色々調べて自分に合った仕事を見つけろ!妥協すんなよ!
4専門家のアドバイスをきけ!
5自己分析は頭で考えるだけでなく、紙に書き出せ!
う〜ん今の私たちにも必要なポイントをこの時からいっているのですね
さすがパーソンズさん
まあそんな当たり前のこというなよ!と思われた方々にも理論的に説明するためにパーソンズは特定因子論というものを提唱しました
特定因子論3つのポイント
まずは特定因子論と言われても正直なんのことやねんと思われるので簡単に説明しますと・・・
特性とは・・・
その人の行動傾向から導き出された構成概念で、表面的に現れ観察しやすいもの
因子とは・・・
潜在的構成概念で直接観察できないもの
人間の特徴を表すいくつかの 「特性とその因子の組み合わせ」 から成り立ってるという考え方
その特性と因子ががいかに組み合わされるか、また、適度の強弱によってその方の特定因子だと言われています。
⚪︎人は必ず他の人とは異なる能力又は特性をもっている。しかもこの能力・特性は測定が可能である。
⚪︎人の能力・特性と職業に求められるスキルが一致すればするほど、個人の仕事における満足度は高くなる。
⚪︎人は、自分の能力・特性にもっとも相応しい職業を選択する。
ありていに言えば自分の能力が発揮できるところを職業として選択し、自分が選択した職業はあなたにふさわしい
ということになる。
パーソンズはこのように多くのキャリアカウンセリングの基礎を築いたんで
すっごい人です?
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