ヴィルヘルム・ヴント 心理学の父を考察

ヴィルヘルム・ヴントとはどんな人だった?

今日は「心理学の父」と呼ばれるヴィルヘルム・ヴントについて解説していきたいと思います。

まずはヴィルヘルム・ヴントの概要を解説しますね

出身はドイツで牧師の子として生まれる。

活躍が表に出てきたのは1873年。この年に『生理学的心理学綱要』出版する。

1874年に哲学の大学の正教授となる。

その後有名なイプツィヒ大学の「哲学教授」として招かれ、その地に腰をすえる。

まだこの頃には心理学という学問はなく、主に「哲学」という学問が主流であって。

このことから「心理学」というのは「哲学」から派生してできたものであることがわかる。

ではどうしてヴィルヘルム・ヴントが「心理学の父」と呼ばれているのかをもう少し解説していく

ヴィルヘルム・ヴントはなぜ心理学の父と呼ばれるのか?

そもそもヴィルヘルム・ヴントの時代には「心理学」という学問の分類はなかったのです。

あくまでも心理学というものは「哲学」の1つの種類的な感覚です

ヴィルヘルム・ヴントはそこに違和感を覚え、哲学的な心理学ではなく、実際に実証できる心の問題が、人々の抱える問題や課題に大きな影響を人の考えてに及ぼしているのではないかと考えました

そこで心理学の最初の著である「感覚知覚説貢献」という書物を書いています。

この本が評価されて、その後ライプツイヒ大学でも哲学の教授を勤めています

その後1879年今から150年前に、世界で心理学の実験のための研究室を開いてお運用しておることから、心理学の世界においてはこの研究室をもって「新しい学問分野としての心理学」が成立したとされています

実際に研究室まで作って、本格的に1つの分野として大学に認めさせたのはすごい功績だと思います。

何事もそうですが「0」から「1」がもっとも難しいと言われていますので、大変な苦労があったのではないでしょうか?

最初の研究室ですから世界中から多くの学者や同じ志を持つ方々が多く集まってきたと言われています。

その後1881年に「哲学研究」という冊子を作り、この「哲学研究」という冊子がその後に「心理学研究」となり、多くの人に影響を与えていくようになっていきます

ヴィルヘルム・ヴントのまとめ

ヴィルヘルム・ヴントは初めて心理学という分野を立ち上げて、その後多くの心理学者が多かれ少なかれ影響を受けた。

もちろんヴィルヘルム・ヴントの理論には多くのとこでのちに疑義が生じることがあったとしても、当時においては先進的な考えて、のちの心理学者に多くの影響を与えた。

心理学の父と言うと分野を立ち上げ世界に最初の心理学のベースを作ったのがこのヴィルヘルム・ヴントなので、未だもって心理学の父=ヴィルヘルム・ヴントとなっている

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