定年後のサラリーマンの職業

定年後のサラリーマンの職業

定年後のサラリーマンの再就職ははどのような感じに推移するのでしょうか?

サラリーマンの定年はおおほそ60歳ぐらいです。

しかしその後公的年金を貰えるまでには5年ほど期間があります。

ですのでこの5年間の暮らし方や働き方は様々です。

ほとんどの人は定年になったらのんびりして好きなことをして過ごしたいと思うのでしょうが・・・

現実はそんなに甘くないのですね

5年間と考えるともし生活スタイルを変えることができなかった場合

平均年収400万としてもその5年分で2000万円以上必要になるからです。

自分が何歳まで生きるかわからない状態でここで貯金を崩す勇気は多くの方が持てないようです。

ですから多くの方が60歳以降も引き続き働くという人が増えているわけです。

実はその場合の働き方には様々なパターンがありますが、大きく分けると3つになります。

サラリーマンの定年後の職業の選択肢3つ

定年後の会社員の選択肢①会社での再雇用

今まで働いていた会社の再雇用するという選択肢です

個人的には一番安定しますし、精神的ストレスも少なく感じます。

今まで働いていきたノウハウや人的交流なども今まで通りとまでも行かないまでも多く役に立つことができるからです。

収入面的にダウンは避けられないですが、長くストレスを少なく働くという点では一番最適な感じが見受けられます。

見ている多くの方が多少の不平不満は言ってるような気がしますが・・・

概ね満足しているように感じます

定年後の会社員の選択肢②転職や転籍

この2つで共通してるのは定年後に縁があるないにかかわらず別の会社に就職するということです。

もちろん転籍の方が関連会社などの行くことができる場合などのことですが・・・

別会社に行くという点では一緒です。

今まで働いていた会社と別の会社に行くということは良い意味でも悪い意味でも新しい仕事、人間関係、企業文化に直面します

自分ではプライドなんてないと思っていても

「知らないうちに高くなっているのがプライド」

と言われるように、管理職で長いこと仕事している方には一からには結構きついということが多いみたいです。

収入を得ることに絶対の理由があれば大丈夫ですが・・・

ローンも終わり、子供も巣立っている方にはちょっときつめの環境が多いような気がしています。

定年後の会社員の選択肢③自営業(農業や起業も含む)

3つ目は自分で何かを立ち上げるというものです。

今までのノウハウを使って起業するという形です。

しかし起業もまあまあのハードルがあると思います。

営業、経理、雑務など全てご自身で行う必要がありますので、多くの職種を経験されている方なら良いですが・・・

営業職1本でやってきた方などちょっと大変だと思います。

自分の以前働いている会社と協業できるようなお仕事などで起業されるのが一番うまく行きやすいのかな?

もちろん中には定年後起業してうまくいってる方も多くいるとは思いますが・・・

失敗して資金を多少なりとも失っている方も多く知っています。

どのような選択肢をとるかは人それぞれだと思いますが・・・

個人的にはフランチャイズなどはコストが結構かかるのでよくよく慎重に考えるようにお伝えしています。

以上サラリーマンの定年後の職業の選択肢はおおよそこの3つに分類されるのではないでしょうか?

どのような働き方でも一長一短はあります。

サラリーマンが最も多いパターンは、会社で再雇用で働くという形でしょう。

これはそもそも2013年に改正高年齢者雇用安定法が施行され、希望すれば原則65歳までの再雇用が保証されるようになりましたことが大きいです。

改正高年齢者雇用安定法とは急速な高齢化の進行に対応し、高年齢者が少なくとも年金受給開始年齢までは意欲と能力に応じて働き続けられる環境の整備を目的として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、平成25年4月1日から施行されています。

しかし再雇用について私は「あまり安易に考えない方がいい」ということをアドバイスしたいと思います。

それはご自身が思った形と違う場合が多いことに戸惑う方が多いからです。

その大きな理由としては「再雇用」は現役時代の立場がそのまま継続さないということです。

ですから役職がすべてなくなってしまいます。

さらに1年ごとの契約社員になってしまいます。

これは結構きついと感じを覚える方が多いと思われます。

現役時代に人事権や指示命令をしていた立場の方が、その立場ではなくなってしまうからです。

懐いていてくれっていたと思ったいた部下が自分を省みなくなったり、極端な例では邪険に扱われたりします。

このように「立場」が変わると頭ではわかっていても多くの方は戸惑ってしまうでしょう。

もちろん、日本の職場は心優しい人が多いですから、立場が変わったからといって手のひらを返したように冷たくされることは少ないのかもしれません。

しかしながら、自分の立場の変化を意識せず、相変わらず上司であったときのように振る舞えば、口には出さずともきっと冷たい目で見られるに違いありません。

私の身近では能力が自分で高いと感じている人ほどのこの傾向に我慢できず、

転職や独立を考え実行していく方が多いように思われます。

今シニアの起業は大変多くなっていますので起業するというのも1つの手段なのかもしれませんね

では起業するにはどんなことに気を助ける必要があるのでしょうか?

わたし的にはまず今までの仕事の棚卸しをするべきだと思っています。

しかし定年まで働くことができるのは今後ますます少なってくるかもしれませんでの、どこの会社に行っても自分自身が使えると感じる能力やスキルアップを50代くらいになったら考える必要があるかもしれません。

ついに45歳定年制が始まった!!

高齢者こそキャリアコンサルティングを受けるべし

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運営者:高木鉄平 1978年生まれ。26歳から事業を起こし累計で30億円以上売り上げた実績を持っている。 2010年よりコーチングやカウンセリングを主体とした人材育成を各種企業団体で行っている。育成人数は述べ5000人以上!詳しいプロフィール「高木鉄平」をクリック